三ツ和 (川口市)

三ツ和（みつわ）

三ツ和は、埼玉県川口市の中央部、旧鳩ヶ谷市域に位置する町丁です。現行の行政地名は一丁目から三丁目までで構成され、住居表示は未実施です。郵便番号は334-0011。

地理

三ツ和は、川口市の中央部に位置する鳩ヶ谷地区にあります。西から一丁目、二丁目、三丁目と並んでいます。この地域は、かつて鳩ヶ谷市役所が所在し、鳩ヶ谷駅の開業前から市街地が形成されていました。かつての大字三ツ和は、現在よりも広い範囲をカバーしていましたが、地名変更により、一部が鳩ヶ谷本町、南鳩ヶ谷、八幡木となりました。三ツ和公園は南鳩ヶ谷にあります。

過去には毛長川を境に川口市赤井と隣接していましたが、合併により同じ自治体となりました。

沿革

三ツ和の歴史は、かつての三ツ和村に遡ります。

1871年（明治4年）11月13日: 第1次府県統合により、埼玉県に編入されました。
1877年（明治10年）: 小淵村、中居村、上新田村が合併し、三ツ和村が成立しました。この名称は、合併した三つの村に由来します。
1879年（明治12年）3月17日: 郡区町村編制法により、北足立郡に属することになりました。郡役所は浦和宿に設置されました。
1889年（明治22年）4月1日: 町村制の施行に伴い、三ツ和村は辻村、里村、前田村、および浦寺村の飛地と合併し、北平柳村となり、北平柳村大字三ツ和となりました。
1901年（明治34年）5月3日: 北平柳村が鳩ヶ谷町に編入され、鳩ヶ谷町大字三ツ和となりました。
1940年（昭和15年）4月1日: 鳩ヶ谷町が川口市に編入され、川口市大字三ツ和となりました。
1950年（昭和25年）11月1日: 川口市から分離し、再び鳩ヶ谷町大字三ツ和となりました。
1967年（昭和42年）3月1日: 鳩ヶ谷町が市制を施行し、鳩ヶ谷市となりました。6月1日には、大字三ツ和の一部が、大字鳩ヶ谷、大字里、大字辻の各一部と合併し、坂下町一〜四丁目が成立しました（現在の坂下町四丁目の一部）。
1968年（昭和43年）1月1日: 大字三ツ和の一部が、大字前田、大字辻の各一部と合併し、南一丁目〜八丁目（現在の南鳩ヶ谷一丁目〜八丁目）が成立しました。
1986年（昭和61年）1月22日: 大字三ツ和の一部から、八幡木一〜三丁目が成立しました。
時期不明: 土地区画整理事業の完了により地番が変更され、大字三ツ和から三ツ和一〜三丁目が成立しました。
2011年（平成23年）10月11日: 鳩ヶ谷市が川口市に合併し、川口市三ツ和となりました。

世帯数と人口

2018年（平成30年）3月1日時点の世帯数と人口は以下の通りです。

（実際のデータは提供されていませんので、ここでは省略します）

小・中学校の学区

川口市立の小・中学校に通う場合の学区は以下の通りです。

（具体的な学校名は提供されていませんので、ここでは省略します）

交通

三ツ和地区内には鉄道は敷設されていません。

道路

埼玉県道34号さいたま草加線（第二産業道路）
埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線

施設

かつて、地区内には八幡木中学校（現在の川口市立八幡木中学校）、市衛生センター、八幡木集会所がありました。

現在の主な施設

川口市役所鳩ヶ谷支所（旧鳩ヶ谷市役所）
鳩ヶ谷三ツ和郵便局
市立鳩ヶ谷スポーツセンター
どんぐり保育園
三ツ和二丁目集会所
源永寺 - 「大改修事業記念碑」があります。
三ツ和氷川神社
三ツ和平柳公園
鵜の渕公園
高土手公園
細沼公園
谷中公園

※ 三ツ和公園は南鳩ヶ谷一丁目にあります。

脚注

（脚注の内容は提供されていませんので、ここでは省略します）

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。

関連項目

埼玉県の土地区画整理事業一覧
埼玉県第2区

外部リンク

川口市ホームページ

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