中勢

中勢（ちゅうせい）

中勢とは、令制国の伊勢国の中部にあたる地域を指し、現在の三重県を5つに区分した「北勢」「中勢」「南勢（伊勢志摩）」「伊賀」「東紀州」の一つです。人口は約52万人を擁します。

県民センターの管轄

中勢地域は、主に以下の2つの県民センターによって管轄されています。

津県民センター: 津市（津・久居生活創造圏）を管轄。推計人口は266,947人、面積は711.18km²、人口密度は375人/km²です。（2024年11月1日現在）
松阪県民センター: 松阪市および多気郡を管轄。推計人口は196,350人、面積は1,130.56km²、人口密度は174人/km²です。（2024年11月1日現在）
さらに、松阪県民センターの管轄区域に度会郡大紀町を加えた範囲は「松阪・紀勢生活創造圏」と呼ばれ、推計人口は203,223人、面積は1,363.88km²、人口密度は149人/km²となります。（2024年11月1日現在）

生活創造圏

三重県では、県庁により9つの生活創造圏が設定されています。中勢の範囲は、以下の2つの生活創造圏に相当します。

1. 津・久居生活創造圏: 津市が含まれます。
2. 松阪・紀勢生活創造圏: 松阪市、多気郡（多気町、明和町、大台町）、度会郡大紀町が含まれます。

都市圏

都市雇用圏（10%通勤圏）の変遷を見ると、中勢地域の市町村合併の歴史がわかります。以下に主な変遷を記します。

1986年4月1日：三雲村が町制施行し、三雲町となりました。
2005年1月1日：（旧）松阪市、一志郡嬉野町・三雲町、飯南郡飯南町・飯高町が新設合併し、（新）松阪市となりました。
2006年1月1日：（旧）津市、久居市、安芸郡安濃町・河芸町・芸濃町・美里村、一志郡香良洲町・一志町・白山町・美杉村が新設合併し、（新）津市となりました。
2006年1月1日：（旧）多気町と勢和村が合併し、（新）多気町となりました。
2006年1月10日：（旧）大台町と宮川村が合併し、（新）大台町となりました。
2005年2月14日：度会郡大宮町・紀勢町・大内山村が合併し、大紀町となりました。

関連項目

中勢地域に関連する項目は以下の通りです。

伊勢国
紀州藩
三重県
近畿圏
中京圏
中京工業地帯
中勢鉄道
中勢バイパス

外部リンク

津県民センターの生活創造圏づくりの取組
* 松阪・紀勢生活創造圏づくり

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