今井治

今井治について

今井治（いまい おさむ）氏は、1950年生まれの日本の外交官です。1976年に横浜国立大学経済学部を卒業後、外務省に入省しました。入省後は、経済局、中南米局、国際連合局科学課といった部署を経験し、1977年から1979年までスペイン語研修のためバレンシア大学とマドリード大学に留学しました。

海外での勤務

1987年から1989年までは在アメリカ大使館、1989年から1991年までは在タンザニア大使館に勤務しました。その後も、1995年に在イタリア大使館参事官、1997年に在大韓民国大使館公使、2000年には在南アフリカ共和国大使館公使を歴任するなど、数多くの在外公館で要職を担いました。

2002年から2006年まではミラノ総領事を務め、2009年から2012年まではエクアドル駐箚特命全権大使として、日本とエクアドルの友好関係の促進に尽力しました。2012年10月からは特命全権大使（国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当兼サイバー政策担当）に任命され、国際社会が抱える重要な課題への対策に携わりました。さらに2013年2月からは、安保理非常任理事国選挙及び安保理改革（中南米諸国）担当特命全権大使を兼任し、外交官としての幅広い活躍を見せました。

退官後の活動

2013年10月には、株式会社ライジングサンセキュリティサービスの顧問に就任し、外交官として培った経験と知識を活かし、民間企業においても活躍しています。

同期入省の外交官

今井氏と同期には、以下の著名な外交官がいます。

齋木昭隆（元外務事務次官、駐インド大使）
鶴岡公二（元内閣官房審議官、TPP政府対策本部首席交渉官）
兒玉和夫（元OECD大使、国連大使）
木寺昌人（元駐中国大使、内閣官房副長官補）
國方俊男（北極担当大使、駐チェコ大使）
小菅淳一（駐ヨルダン大使、駐アフガニスタン大使）
高田稔久（沖縄担当大使、駐ケニア大使）
福川正浩（駐ペルー大使）
田尻和宏（駐パラオ大使）
篠田研次（駐フィンランド大使）
高橋邦夫（駐ネパール大使、駐スリランカ大使）
久枝譲治（駐オマーン大使）
加茂佳彦（駐アラブ首長国連邦大使）
西宮伸一（元中国大使、外務[[審議官]]）
大塚聖一（駐レバノン大使）
高瀬康夫（駐ジャマイカ大使、駐トンガ大使）
渡部和男（駐コロンビア大使、科学技術協力担当大使）
小泉崇（駐ブルガリア大使）
東博史（駐ポルトガル大使、駐モーリタニア大使）
長内敬（駐ラトビア大使）
細谷龍平（駐マダガスカル大使）
山本啓司（駐ルーマニア大使、査察担当大使）
塚原大貮（駐ベナン大使）
川上公一（外交記録公開担当大使、駐レバノン大使）

今井氏は、長年にわたり外交官として国際社会の平和と安定に貢献し、その豊富な経験と知識は、現在も様々な分野で活かされています。

外部リンク

プロフィール（東京大学大学院法学政治学研究科・法学部ホームページ内）

参考資料

http://www.japanitaly.com/jp/specialreportsbn/busint_200402.html

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