住吉町 (横浜市)

横浜市中区 住吉町の詳細情報

住吉町は、横浜市中区に位置する町名で、関内地区の南東部に位置しています。東西に細長い形状が特徴で、相生町通りに沿って約750mにわたって広がっています。

地理

住吉町は、南東から北西に向かって伸びる細長い町域を持ち、南東端が1丁目となっています。みなと大通りを挟んで横浜公園に隣接し、北東は相生町、南西は常盤町に挟まれています。6丁目は大岡川に突き当たり、歩行者専用の住吉橋が桜木町駅方面へと続いています。各丁目の境には、ベイスターズ通り、関内桜通り、関内大通り、馬車道、博物館通りといった主要な通りが横断しています。

この地域はビジネス街としての性格が強く、スカーフ会館、神奈川県洋服会館、関内ホール、神奈川県不動産会館といったオフィスビルや施設が集中しています。また、コンフォートホテル、アパホテル、リッチモンドホテル、ホテルエディット横濱など、ビジネスホテルが多く立地するのも特徴の一つです。さらに、多様な飲食店が軒を連ね、ビジネスパーソンや観光客で賑わっています。

歴史

住吉町は、1850年から1856年にかけて太田屋新田として開拓された土地が起源です。1867年には伊藤清十郎によって埋め立てられ、街並みが形成されました。1871年に瑞祥地名として住吉町と命名され、入船町通りの一部が編入されました。1873年の火災で町の大半が焼失しましたが、同年の地区改正で周辺の町の一部を編入し、現在の1丁目から6丁目が形成されました。1889年には横浜市に編入されています。

住吉町は、1923年の関東大震災や1945年の横浜大空襲で大きな被害を受けましたが、戦後復興を経て現在の姿に至っています。1961年には中区役所が一時的に町内に移転しましたが、1983年に日本大通りに移転しました。また、旧横浜宝塚劇場が市民ホールとなり、1986年に建て替えられ、現在の横浜市市民文化会館関内ホールとして再オープンしました。

2022年には、住吉町全域が暴力団排除特別強化地域に指定され、みかじめ料のやり取りなどが禁止されました。違反者には罰則が科せられるなど、地域安全のための取り組みが行われています。

世帯数と人口

2024年3月31日現在の横浜市発表によると、住吉町の世帯数と人口は以下の通りです（4丁目は0人のため省略）。

人口と世帯数の変遷

国勢調査による人口と世帯数の推移は以下の通りです。

（※具体的な数値データは割愛します。）

学区

住吉町にお住まいの方が市立小中学校に通う場合の学区は以下の通りです（2021年8月時点）。

（※具体的な学区情報は割愛します。）

事業所情報

2021年現在の経済センサス調査によると、住吉町の事業所数と従業員数は以下の通りです。

（※具体的な数値データは割愛します。）

事業所数と従業員数の変遷

経済センサスによる事業所数と従業員数の推移は以下の通りです。

（※具体的な数値データは割愛します。）

主要施設

横浜市市民文化会館関内ホール
歯の博物館
アパホテル
コンフォートホテル
ホテルエディット
リッチモンドホテル
横浜住吉町郵便局

その他情報

郵便番号：231-0013（集配局：横浜港郵便局）
警察：管轄区域については個別確認が必要です。

関連項目

住吉町 (曖昧さ回避))

参考文献

『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店, 1984年6月8日。
横浜市市民局総務部住居表示課『横浜の町名』1996年12月。
* 『県別マップル14 神奈川県道路地図』（第6版）昭文社, 2016年, 3,5頁。ISBN 978-4-398-62683-7。

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