切石駅

切石駅について

切石駅（きりいしえき）は、長野県飯田市鼎切石に位置する、東海旅客鉄道（JR東海）飯田線の駅です。単式ホーム1面1線を有する地上駅で、飯田駅が管理する無人駅となっています。

歴史

1926年（大正15年）12月17日：伊那電気鉄道の伊那八幡～飯田間延伸時に、切石停留場として開業しました。当初は旅客駅としての役割を担っていました。
1943年（昭和18年）8月1日：伊那電気鉄道線が国有化され、飯田線の一部として鉄道省（後の日本国有鉄道）に移管されました。同時に、切石駅に昇格しました。
当時は、東海道本線の浜松～名古屋間の各駅、飯田線の各駅、中央本線の上諏訪～塩尻間の各駅、そして松本駅を発着する旅客のみが利用可能でした。
1954年（昭和29年）1[[2月1日]]：東京都区内の各駅や長野駅を発着する旅客も利用できるようになりました。
1971年（昭和46年）2月1日：旅客発着駅の制限が撤廃され、同時に無人駅となりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となりました。

駅構造

切石駅は、半径160mという急なカーブの外側にホームが設置されているため、停車時に車両とホームの間に隙間が生じます。特に車両中央付近のドアから乗降する際は、足元に注意が必要です。車内放送やホームの表示では、なるべく車両前後のドアからの乗降を推奨しています。以前は、半径140mの曲線上に位置していた田切駅がありましたが、移転したことにより、切石駅が飯田線で最も急なカーブに位置する駅となりました。

駅舎はなく、ホーム上に待合所が設置されています。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りです。（具体的な数値は省略します）

駅周辺

駅周辺には、以下の施設や名所があります。

喜久水酒造翠嶂館：地元の酒造。
松川：駅近くを流れる川。
中央自動車道飯田IC：高速道路のインターチェンジ。
国道256号：主要な道路。
信南交通切石バス停：路線バスのバス停。

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

飯田線

鼎駅 - 切石駅 - 飯田駅

脚注

参考文献：曽根悟（監修）、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日。

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

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