原新町 (上尾市)

埼玉県上尾市原新町の詳細情報

原新町（はらしんまち）は、埼玉県上尾市に位置する町名で、丁番を持たない単独町名です。住居表示が実施されており、郵便番号は362-0016です。上尾地区に分類され、区画整理によって成立した新しい地名として知られています。

地理

原新町は、埼玉県の県央地域に位置し、上尾市北部にあります。大宮台地上に位置し、高崎線と鴻巣桶川さいたま線（旧中山道）に挟まれた南北に長い矩形の形状をしています。東から南にかけては緑丘、西側は高崎線を挟んで浅間台や中妻、北側は久保や桶川市神明と隣接しています。また、南側では春日、北側で桶川市朝日とも僅かに接しています。町域の西端を高崎線が通り、北上尾駅が設置されており、北部には上尾環状線（BS通り）が東西に通っています。町内には河川などの水域はありません。

全域が市街化区域に指定されており、主に第一種住居地域（通り沿い）と近隣商業地域（駅前）が広がっています。住宅地や商業地が中心の地域です。

地価

2021年1月1日の公示地価によれば、原新町15−14の地点で212,000円/m2となっています。

歴史

原新町の歴史は、1967年7月1日に住居表示が実施されたことに始まります。大字沖ノ上、久保、中妻、弁財の各一部から成立し、町名は地域にかつてあった大字沖ノ上の小字「原」に由来します。

1967年（昭和42年）7月1日 - 住居表示実施により原新町が成立。
1988年（昭和63年）12月17日 - 北上尾駅が開設。
1991年（平成3年）3月5日 - 原新町土地区画整理事業の都市計画が決定。
2001年（平成13年）5月1日 - 県道鴻巣桶川大宮線が鴻巣桶川さいたま線に改称。
2008年（平成20年）3月 - 東口駅前広場と北上尾東口線が開設。
2009年（平成21年） - 原新町北公園が整備。
2012年（平成24年）11月23日 - 原新町土地区画整理事業の完成に伴い換地処分を実施。
2014年（平成26年） - 原新町南公園が整備。

世帯数と人口

2019年1月1日現在の情報では、上尾市が発表した世帯数と人口は以下の通りです。

詳細は上尾市の統計資料をご参照ください。

小・中学校の学区

原新町にお住まいの方が通う市立小・中学校の学区は以下の通りです。

詳細は上尾市の学区情報を参照ください。

事業所

2021年の経済センサス調査によると、原新町には以下の事業所数と従業員数が存在します。

詳細は経済センサスの調査結果をご参照ください。

交通

鉄道

JR東日本高崎線：北上尾駅

道路

埼玉県道323号上尾環状線（BS通り）
埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線（旧中山道）
北上尾東口線（駅前通り）

バス

原新町内には路線バスは運行されておらず、コミュニティバスのみが運行されています。夜行急行バス「ミッドナイトアロー上尾・鴻巣」が降車のみ利用可能です。過去には、北上尾駅から伊奈学園を結ぶ「けんちゃんバス」や、東武バスの路線バスも運行されていました。

上尾市コミュニティバス「ぐるっとくん」

上平箕の木循環
上平菅谷循環

地区内には「北上尾駅東口」、「北上尾駅入口」、「久保」（下り線のみ）のバス停留所が設置されています。

町内会

原新町町内会

施設

原新町は駅前に位置するため、多くの商業施設があります。また、上尾中央総合病院の施設である「中央腎クリニック」や、内科などの医療施設も多数立地しています。

北上尾駅
北上尾駅前郵便局
上尾警察署 北上尾駅前交番
原新町公民館
原新町北公園（街区公園）
原新町南公園（街区公園）：指定緊急避難場所

参考資料

上尾市教育委員会・編『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』上尾市、1997年3月31日。
「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。

関連項目

埼玉県の土地区画整理事業一覧
埼玉県第6区
浅間台 - 原新町と同様、旧沖ノ上の字名に由来する町丁。

外部リンク

あげおガイド アピマップ - 上尾市役所
地区計画ですすめるまちづくり 原新町の地区計画 (PDF) - 上尾市役所
【まちづくり】「請願駅」のはずなのに、市民が大反対!?―「北上尾」をめぐる謎：第1回 - 任意団体ダイロクマチノテ
* 【まちづくり】難題続きの駅建設とその街のいま－「北上尾」をめぐる謎：第2回 - 任意団体ダイロクマチノテ

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