和歌山地方気象台

和歌山地方気象台について

和歌山地方気象台は、和歌山県和歌山市にある地方気象台で、大阪管区気象台の管轄下にあります。和歌山県内における地上気象観測、地域気象観測（アメダス）、生物季節観測などの気象観測業務を始め、予報業務、地震情報、防災、広報といった多岐にわたる業務を行っています。

歴史

和歌山地方気象台の歴史は、1879年（明治12年）7月1日に県立の和歌山測候所として現在地に設立されたことに始まります。その後、1888年（明治21年）1月1日に和歌山一等測候所と改称されました。1939年（昭和14年）11月1日には国営に移管され、文部省所管の和歌山測候所となりました。さらに、1943年（昭和18年）11月1日に運輸通信省に移管、そして1957年（昭和32年）9月1日に機構改正により現在の和歌山地方気象台という名称になりました。1969年（昭和44年）3月26日には現庁舎が完成し、現在に至っています。1979年（昭和54年）7月1日には創立100周年を迎えました。2001年（平成13年）1月6日には、気象庁が運輸省の外局から国土交通省の外局へと移管されました。

天気予報区分

和歌山県は、天気予報において以下のように区分されています。

和歌山県北部
紀北: 和歌山市、海南市、橋本市、紀の川市、岩出市、伊都郡かつらぎ町、九度山町、高野町、海草郡紀美野町
紀中: 有田市、御坊市、有田郡有田川町、湯浅町、広川町、日高郡由良町、日高町、日高川町、美浜町、印南町、みなべ町

和歌山県南部
田辺・西牟婁: 田辺市、西牟婁郡白浜町、上富田町、すさみ町
新宮・東牟婁: 新宮市、東牟婁郡串本町、古座川町、太地町、那智勝浦町、北山村

これらの区分に基づいて、詳細な天気予報が提供されています。

アクセス

和歌山地方気象台へは、南海和歌山市駅から徒歩約15分でアクセスできます。

外部リンク

詳細な情報や最新の気象情報については、和歌山地方気象台の公式サイトをご覧ください。

和歌山地方気象台 公式サイト

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