四宮信隆

四宮信隆(しのみや のぶたか)



日本の外交官。

1950年3月29日生まれ。東京都出身。

経歴



1973年8月、外務公務員採用上級試験に合格。

1974年3月、慶應義塾大学経済学部を卒業。

1974年4月、外務省に入省。

1975年から1977年まで、フランスのディジョン大学でフランス語研修を受ける。

1981年5月、大臣官房儀典官室首席事務官に就任。

1983年7月、在スペイン日本国大使館一等書記官として赴任。

1985年11月、在イラン日本国大使館一等書記官に就任。

1989年2月、領事移住部領事移住政策課首席事務官に就任。

1990年3月、大臣官房総務課企画官に就任。

1990年4月、沖縄県総務部知事公室参事に就任。

1992年7月、文化交流部文化第二課長に就任。

1994年2月、中近東アフリカ局アフリカ第一課長に就任。

1996年1月、在サウジアラビア日本国大使館公使に就任。

1998年1月、在イタリア共和国日本国大使館公使に就任。

1999年7月、マルセイユ日本国総領事に就任。

2002年8月法務省大臣官房審議官(入国管理局担当)に就任。

2004年8月モントリオール日本国総領事に就任。

2007年3月、特命全権大使としてドミニカ共和国に駐箚(ハイチ共和国兼轄)。

2010年1月にはハイチ地震が発生し、日本政府の緊急調査チームの団長として現地入り。「復興には各国の得意分野を生かした重複しない支援が必要であり、日本は医療や教育といったソフト面を担当すべきだ」と提言した。

2010年8月特命全権大使としてポルトガル共和国に駐箚。

2013年12月、綜合警備保障株式会社の顧問に就任。

2014年6月、日本ポルトガル協会の会長に就任。

2024年、瑞宝中綬章を受章。

同期入省の主な人物



四宮氏と同期で外務省に入省した人物には、以下のような者がいる。

佐々江賢一郎(元駐米大使、元外務事務次官
林景一(元駐英大使、元内閣官房副長官補
小田部陽一(元ジュネーブ国際機関政府代表部大使)
吉川元偉(元国連大使、元OECD大使)
高松明(元駐スロバキア大使)
石田仁宏(元駐アルゼンチン大使)
原田親仁(元日露関係担当大使、元駐露大使)
目賀田周一郎(元駐メキシコ大使)
卜部敏直(元駐フィリピン大使)
遠藤茂(元駐サウジアラビア大使)
多賀敏行(元駐ラトビア大使)
斉藤隆志(元駐ミャンマー大使)
城田安紀夫(元駐ノルウェー大使)
山本忠通(元駐ハンガリー大使)
山中誠(元駐ポーランド大使)
佐藤重和(元駐タイ王国大使)
中根猛(元駐独大使)
黒木雅文(元駐セルビア大使)
西ヶ廣渉(元宮内庁宮務主管、元駐ルクセンブルク大使)
吉澤裕(元駐南アフリカ共和国大使)
貞岡義幸(元駐パラオ大使)
寒川富士夫(元駐マラウイ大使)
沼田幹男(元駐ミャンマー大使、元外務省領事局長)
白石和子(元駐リトアニア大使)
高橋二雄(元駐アゼルバイジャン大使)
小池孝行(元駐キルギス大使)
中北徹(元アジア・ゲートウェイ戦略会議座長代理)


四宮信隆は、そのキャリアを通じて、様々な国や地域で外交官として活躍し、国際社会における日本のプレゼンス向上に貢献した。特に、ハイチ地震の際の緊急支援活動や、ポルトガル大使としての活動は、その外交手腕を示すものとして特筆される。

外部リンク



四宮信隆大使(在ポルトガル日本国大使館ホームページ)

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