土湯温泉町

土湯温泉町（つちゆおんせんまち）

土湯温泉町は、福島県福島市に位置する大字であり、温泉地として知られています。郵便番号は960-2157です。

地理

福島市の南西部に位置し、土湯温泉町地域を単独で形成しています。周辺地域との境界は以下の通りです。

北：町庭坂
北東：桜本、佐原
東：荒井
南東：松川町水原
南：二本松市塩沢
西：耶麻郡猪苗代町蚕養、若宮

この地域は、1955年に福島市に編入された旧土湯村の領域に相当します。西側にそびえる吾妻連峰の山中に位置し、磐梯朝日国立公園の指定区域内に多くの部分が含まれています。そのため、豊かな自然に恵まれ、土湯温泉をはじめとする温泉地が点在しています。

管轄は、上町にある福島警察署と、上鳥渡にある福島南消防署信夫分署がそれぞれ担当しています。

山岳・河川・湖沼

土湯温泉町は、以下のような山岳、河川、湖沼に囲まれています。

山岳

吾妻山
東吾妻山
一切経山
前大嶺
吾妻小富士
相ノ峰
蓬莱山
鬼面山
箕輪山

河川

荒川
塩ノ川
東鴉川
西鴉川

湖沼

女沼
鎌沼
桶沼

歴史

1889年（明治22年）4月1日：町村制施行により信夫郡土湯村が発足。
1955年（昭和31年）3月31日：土湯村が福島市へ編入され、土湯温泉町として福島市の大字となる。
1962年（昭和37年）3月31日：福島市立土湯中学校が福島市立西信中学校へ統合のため廃校。
1989年（平成元年）9月：国道115号土湯バイパスが部分開通し、土湯トンネルなどの山岳トンネルにより猪苗代町への通年通行が可能になる。
2020年（令和2年）3月：福島市立土湯小学校が児童数減少により休校を経て廃校、福島市立荒井小学校に統合。

交通

鉄道

土湯温泉町内には鉄道施設はありません。

道路

国道115号土湯バイパス（国道459号重複区間）
横道トンネル
東鴉川トンネル
西鴉川トンネル
土湯トンネル
福島県道30号本宮土湯温泉線
福島県道52号土湯温泉線
福島県道70号福島吾妻裏磐梯線（磐梯吾妻スカイライン）

バス

福島交通路線バス
（福島駅方面） - 天沼 - 土湯温泉入口 - 土湯見附 - 土湯温泉 - 杉の平
土湯
南東北病院経由土湯

主な施設

土湯温泉
福島市役所土湯温泉町支所
野地温泉
新野地温泉
鷲倉温泉
赤湯温泉
幕川温泉
福島市浄土平天文台
浄土平レストハウス
* 浄土平ビジターセンター

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