大村駅 (長崎県)

大村駅

大村駅は、長崎県大村市東本町に位置する、九州旅客鉄道（JR九州）大村線の駅です。すべての定期旅客列車が停車する、地域にとって重要な駅となっています。

歴史

大村駅は1898年（明治31年）に、九州鉄道長崎線の早岐駅 - 当駅間が開通した際に、終着駅としてその歴史をスタートさせました。その後、同年中に諫早駅方面へ路線が延伸し、途中駅となりました。国有化を経て、長崎本線の一部となり、後に大村線として独立しました。

1898年（明治31年）1月20日：九州鉄道長崎線 早岐駅 - 当駅間が開通、終着駅として開設。
1898年（明治31年）11月27日：九州鉄道長崎線 当駅 - 諫早駅 - 長与駅間が開通し、途中駅となる。
1907年（明治40年）7月1日：九州鉄道国有化に伴い、帝国鉄道庁の駅となる。
1909年（明治42年）10月12日：国有鉄道線路名称制定に伴い、鳥栖駅 - 早岐駅 - 長崎駅間が長崎本線に改称。
1918年（大正7年）8月：シロアリ被害のため、現駅舎に改築。
1934年（昭和9年）1[[2月1日]]：長崎本線 早岐駅 - 大村駅 - 諫早駅間が大村線に改称。
1949年（昭和24年）5月25日：昭和天皇の戦後巡幸の際、駅前で奉迎が行われ、お召し列車が当駅から発車。
1971年（昭和46年）10月20日：貨物取扱廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱い廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR九州に継承。
2012年（平成24年）1[[2月1日]]：ICカード「SUGOCA」の利用開始。
2025年（令和7年）3月31日：みどりの窓口を廃止予定。

駅構造

大村駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。かつて長崎本線であった頃の名残で、ホームの有効長が非常に長いのが特徴です。ホーム間は跨線橋で連絡しており、趣のある木造駅舎が利用されています。駅業務はJR九州サービスサポートによる業務委託駅で、2012年からはICカードSUGOCAが利用可能となっています。また、2010年にはFMおおむらが開局し、地域に密着した情報発信を行っています。

のりば

1番のりば：諫早方面
2番のりば：早岐方面

利用状況

2020年度の1日平均乗車人員は1,920人です。

駅周辺

駅の南側には、大村市役所、大村公園、長崎県立大村高等学校、長崎県立大村城南高等学校などがあります。

バス路線

長崎県交通局が、長崎空港や諫早駅前方面へのバスを運行しています。最寄りのバス停は大村駅前または大村ターミナルです。

隣の駅

九州旅客鉄道（JR九州）

大村線
■快速「シーサイドライナー」・■区間快速「シーサイドライナー」: 新大村駅 - 大村駅 - 諫早駅
■普通：諏訪駅 - 大村駅 - 岩松駅

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

大村駅（駅情報） - 九州旅客鉄道
動画で見るニッポンみちしる 大村駅 - NHKアーカイブス

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