大竜町

鹿児島市大竜町

大竜町（だいりゅうちょう）は、鹿児島県鹿児島市の中央部に位置する町です。郵便番号は892-0805で、2020年10月1日現在、799人の人口と452世帯が暮らしています。

地理

大竜町は、稲荷川の下流域に位置し、鹿児島市の中央部にあります。町の北側は池之上町、南側は上本町と柳町、東側は春日町、西側は下竜尾町と上竜尾町に隣接しています。町域の西端には鹿児島県道25号鹿児島蒲生線、南端には国道10号が走り、交通の便が良い地域です。また、町内東部には鹿児島市立大龍小学校があります。

町名の由来

大竜町の町名は、この地に南浦文之和尚が開山した「大竜寺」に由来します。

歴史

大竜町は、1967年（昭和42年）11月1日に住居表示が実施された際に、池之上町、車町、上竜尾町、下竜尾町の各一部が分割され、新たに誕生しました。これは、1962年（昭和37年）に施行された住居表示に関する法律に基づき、鹿児島市が市街地における住居表示に着手したことによるものです。

町域の変遷

大竜町は、住居表示の実施によって、それまで存在していた複数の町の一部が統合されて成立しました。この変遷は、都市計画と地域社会の変化を反映しています。

人口

1995年以降の国勢調査による人口推移は以下の通りです。

施設

公共

大龍校区公民館

教育

鹿児島市立大龍小学校

郵便局

鹿児島大竜郵便局

小・中学校の学区

市立小・中学校の学区は、学校ごとに定められています。

出身著名人

天璋院（江戸幕府第13代将軍徳川家定御台所）

交通

道路

一般[[国道]]
国道10号
主要地方道
鹿児島県道25号鹿児島蒲生線

脚注

参考文献

鹿児島市史編さん委員会『鹿児島市史Ⅱ』 2巻、鹿児島市、1970年3月25日。
南日本新聞『鹿児島市史Ⅴ』 5巻、鹿児島市、2015年3月27日。
* 「角川日本地名大辞典」編纂委員会「角川日本地名大辞典 ４６ 鹿児島県」『角川日本地名大辞典』第46巻、角川書店、日本、1983年3月1日。

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