山下宏明

山下宏明（やました ひろあき）は、1974年12月19日生まれ、神奈川県出身の日本の作曲家です。音楽一家に育ち、母親がピアノ教師であった影響から幼少期よりピアノを始め、音楽の道へと進みました。

来歴

1987年頃から打ち込みによる音楽制作を始め、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、一般企業へ就職しました。しかし、音楽への情熱を諦めきれず、数年後に音楽学校メーザー・ハウスへ入学し、音楽家としてのキャリアをスタートさせました。

2003年頃からコマーシャルソング（CM曲）の作曲を本格的に手がけるようになり、現在までに180本以上のCM音楽を担当しています。そのジャンルは多岐にわたり、様々な企業やブランドのイメージを音楽で表現しています。2006年には、映画監督の岩井俊二が初めてプロデュースした映画『虹の女神』の劇伴を担当し、映画音楽家としての才能も開花させました。

人物

山下宏明の実妹は、元宝塚歌劇団花組トップスターの真飛聖（まとぶ せい）です。兄弟揃ってそれぞれの分野で才能を発揮しています。

作品

山下宏明は、楽曲提供、映画音楽、ドラマ音楽、CM音楽、イベント音楽、CD制作など、多岐にわたる分野で活躍しています。

楽曲提供

2018年 - 新しい地図（稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾）「72かのナニかの何?」（作曲・編曲）

映画

2006年 - 『虹の女神』
2017年 - 『暗黒女子』
2018年 - 『終着の場所』
2018年 - 『クソ野郎と美しき世界』 劇中曲「新しい詩」作曲

ドラマ

2010年 - 『新町川』
2016年 - 『東野圭吾 カッコウの卵は誰のもの』

コマーシャルソング

ブリヂストン、大正製薬、三菱鉛筆、ヤンマー、カプコン、麒麟麦酒、ロート製薬、リンナイ、花王、日産自動車、ING生命、山田養蜂場、カシオ計算機、パナソニック、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、江崎グリコ、ベネッセコーポレーション、DHC、再春館製薬所、キヤノン、ロッテ、トヨタ自動車、第一三共、メニコン、明治乳業、WILLER TRAVEL、森永製菓、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ゼファーマ、朝日ソーラー、片岡物産、サントリーなど、数多くの企業のCM音楽を手がけています。また、『上を向いて歩こう』、『見上げてごらん夜の星を』の編曲も担当し、同CMはADCグランプリを獲得しています。

丸亀製麺（サウンドロゴ）

イベント

2010年 - 相模湖イルミリオン

CD

2009年9月30日 - 『Birth』（歌：七奈美）
2008年8月20日 - 『unfixable』（歌：Tina Nakajima）

山下宏明は、幅広い音楽ジャンルに対応できる作曲家であり、その才能は、CM音楽、映画音楽、ドラマ音楽など、様々な分野で発揮されています。今後も、彼の活躍から目が離せません。

外部リンク

公式ウェブサイト
山下宏明の活動記録
山下宏明 (@yamacimo) - X（旧Twitter）

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