広内信号場

広内信号場は、北海道上川郡新得町字新得に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）石勝線の信号場です。電報略号は「ウチ」、事務管理コードは▲110461となっています。

歴史

1966年（昭和41年）9月30日：根室本線落合駅 - 新得駅間の新線付け替えに伴い新設されました。当初は係員が配置され、上落合信号場 - 西新得信号場間をCTC-2型により集中制御していました。
1971年（昭和46年）5月1日：根室本線CTC-4型が上落合信号場 - 昭栄信号場間に導入され、釧路CTCセンターからの制御となり無人化されました。
1981年（昭和56年）10月1日：石勝線が開通しました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR北海道に継承されました。
1994年（平成6年）2月22日：当信号場 - 西新得信号場間で特急おおぞらが強風にあおられて転覆する事故が発生しました（特急おおぞら脱線転覆事故）。
1994年度：石勝線・根室線高速化工事に伴い、分岐器が弾性分岐器に交換されました。
2024年（令和6年）4月1日：根室本線富良野駅 - 新得駅間の廃止に伴い、上落合信号場 - 新得駅間が石勝線の単独区間となり、根室本線の信号場としての役割を終え廃止されました。

信号場名の由来

地名に由来し、1899年（明治32年）に同地の広内豊美の農場に高知県人が入植したことにちなんでいます。

構造

両側の分岐機がシェルターで覆われた3線の信号場であり、列車の交換および追抜きが可能です。一線スルー方式は採用されておらず、駅舎と反対側の3番線が下り本線、2番線が上り本線、1番線が上下待避線として使用されています。

周辺

新得町西部のΩ線の途中に位置しています。

道東自動車道
* 北海道立総合研究機構農業研究本部畜産試験場

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■石勝線

トマム駅 (K22) - （串内信号場） - （上落合信号場） - （新狩勝信号場） - （広内信号場） - （西新得信号場） - 新得駅 (K23)

脚注

注釈

出典

関連項目

日本の信号場一覧

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