新多数派

新多数派 (Nueva Mayoría) とは

新多数派（Nueva Mayoría）は、かつてチリに存在した中道左派の政党連合です。2013年の大統領選挙において、ミシェル・バチェレ候補を支持し、彼女を当選に導きました。

政治目標

新多数派は、以下の政治目標を掲げていました。

6年以内の国立大学の無償化
男女間の賃金格差の是正

参加政党

新多数派は、主に以下の政党で構成されていました。

チリ社会党
キリスト教民主党
民主主義のための政党
急進社会民主党
チリ共産党
市民左派
拡大社会運動（後にMAS地域党に合流）
革新系無所属

これらの政党は、かつてコンセルタシオン・デモクラシアという政党連合に参加していました。

歴史

2013年4月30日: チリ選挙管理委員会に登録
2013年6月30日: 予備選挙を実施。ミシェル・バチェレが73%の得票率で大統領候補に選出
2013年11月17日: 大統領選挙。バチェレとエベリン・マテイ（中道右派）による決選投票へ
2013年12月15日: 決選投票でバチェレがマテイを破り、大統領に返り咲き
2013年11月17日: 同時に行われた上下両院議員選挙で、新多数派が両院で過半数を獲得
2017年: 大統領選挙でアレハンドロ・ギジェルを統一候補として擁立するも、セバスティアン・ピニェラ（中道右派連合）に敗北
2018年3月: バチェレの大統領任期満了に伴い、新多数派は解散

新多数派は、ミシェル・バチェレを大統領に押し上げるという大きな成功を収めましたが、その後の選挙で敗北し、短命に終わりました。

関連項目

人民連合
社共共闘
サルバドール・アジェンデ

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