新宿統括センター

新宿統括センターの概要

新宿統括センターは、東日本旅客鉄道（JR東日本）の一部門として、主に首都圏の鉄道サービスを運営・管理する重要な組織です。このセンターは、2024年3月16日に発足し、新宿営業統括センターと新宿運輸区が統合されて誕生しました。

統括行動

新宿統括センターは、新宿駅を中心に、多くの駅を管轄しています。以下の駅がその所管に含まれています:

• - 新宿駅（所長所在駅）
• - 御茶ノ水駅
• - 水道橋駅
• - 飯田橋駅
• - 市ケ谷駅
• - 四ツ谷駅
• - 信濃町駅
• - 千駄ケ谷駅
• - 代々木駅
• - 大久保駅
• - 新大久保駅
• - 高田馬場駅

なお、一部の駅の業務はJR東日本ステーションサービスに委託されています。

乗務ユニットと担当線区

新宿統括センターは、新宿駅構内に乗務ユニットを設置しており、運転士と車掌の両方が効率的に勤務しています。

運転士の担当路線

運転士は、以下の路線を担当しています:

• - 湘南新宿ライン：新宿駅 - 小田原駅間、および逗子駅まで。
• - 東海道線：東京駅 - 来宮駅間。
• - 東海道貨物線：新鶴見信号場から小田原駅間の貨物運行。
• - 埼京線（相鉄線直通列車のみ）：新宿駅から羽沢横浜国大駅間。

車掌の担当路線

車掌は以下の路線をカバーしています:

• - 湘南新宿ライン：大宮駅 - 小田原駅間および逗子駅。
• - 中央本線：東京駅 - 塩尻駅間の中距離列車。
• - 篠ノ井線：塩尻駅 - 松本駅間。
• - 東海道線：東京駅 - 熱海駅間。
• - 埼京線（相鉄線直通列車のみ）：新宿駅 - 羽沢横浜国大駅間。
• - さらに特急列車も運行しており、「あずさ」「かいじ」「湘南」といった列車が新宿駅から発着しています。

歴史的経緯

新宿統括センターの設立にはいくつかの歴史的背景があります。2022年7月1日には新宿営業統括センターが新宿駅で発足し、翌年の2023年6月1日には御茶ノ水営業統括センターが、御茶ノ水駅、水道橋駅、神田駅を統合する形で新たに設立されました。

2024年には新宿営業統括センターと新宿運輸区が統合され、現在の新宿統括センターが誕生しました。この時点で、新宿営業統括センター及び新宿運輸区は廃止され、組織の再編が行われました。2025年3月15日にはさらなる統合が進められ、御茶ノ水営業統括センターの一部と、渋谷営業統括センターの一部を新宿統括センターに統合しました。

このように、新宿統括センターは定期的な組織改編を通じて、より効率的な運営を目指し、JR東日本の鉄道サービスを支えています。

もう一度検索