新小金井駅

新小金井駅

新小金井駅（しんこがねいえき）は、東京都小金井市東町四丁目に位置する西武鉄道多摩川線の駅です。駅番号はSW02です。多摩川線の駅の中では、歴史のある駅の一つとして知られています。

歴史

新小金井駅は、1917年（大正6年）10月22日に多摩鉄道の駅として開業しました。当初は「新小金井駅」という名称で、これは小金井市内にすでに存在していた小金井駅（東北本線）との区別のため、「新」の字を冠したことによります。なお、中央線の武蔵小金井駅は1924年に仮乗降場として開業し、東小金井駅は1964年に開業しています。1988年（昭和63年）2月17日には、新しい駅舎の使用が開始されました。

駅構造

新小金井駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。駅舎は北側に位置しており、南側にある1番ホームへは構内踏切を渡って連絡します。この構内踏切は是政寄りに設置されています。また、トイレは2番線ホームに設置されています。

かつては、当駅から是政方面へ貨物線が分岐していましたが、現在は使用されていません。

のりば

利用状況

2023年（令和5年）度の1日平均乗降人員は3,844人で、西武鉄道全92駅中80位となっています。近年は乗降人員は減少傾向にありますが、依然として地域住民の重要な交通手段として利用されています。

駅周辺

新小金井駅周辺には、以下のような施設があります。

道路：東京都道134号恋ヶ窪新田三鷹線（連雀通り）、東京都道247号府中小金井線（東大通り）
公共施設：小金井警察署新小金井交番、小金井市公民館東分館、小金井市立図書館東分室、小金井東町郵便局、小金井東二郵便局
医療機関：武蔵野中央病院
教育機関：東京農工大学小金井キャンパス、国際基督教大学 (ICU)、ルーテル学院大学、東京神学大学、国際基督教大学高等学校、小金井市立東中学校、小金井市立東小学校
公園：東京都立武蔵野公園、東京都立野川公園
その他：東日本旅客鉄道（JR東日本）中央線・東小金井駅（徒歩約800m）、小田急バス武蔵境営業所待機場（新小金井車庫）





駅周辺には、大学や高校などの教育機関が多く、学生の利用も目立ちます。また、公園も複数あり、緑豊かな環境が広がっています。

バス路線

新小金井駅には、駅前広場と駅南側の連雀通り上にバス停があります。

駅前広場
CoCoバス中町循環：市立図書館前・武蔵小金井駅南口循環 / 新小金井駅（京王バス）
連雀通り東行
鷹53：三鷹駅南口（小田急バス）
出入庫：武蔵境営業所 / 武蔵境駅南口（小田急バス）
境81：武蔵境駅南口（京王電鉄バス）
連雀通り西行
境81：武蔵小金井駅南口（京王電鉄バス、朝のみ運行）
CoCoバス東町循環：東小金井駅南口（京王バス）

隣の駅

西武鉄道

多摩川線

武蔵境駅 (SW01) - 新小金井駅 (SW02) - 多磨駅 (SW03)

脚注

出典：東京都統計年鑑
出典：西武鉄道の1日平均利用客数

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 新小金井駅（駅情報） - 西武鉄道



新小金井駅は、歴史と地域の生活に根ざした駅として、これからも多くの人々に利用され続けるでしょう。

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