木場茶屋町

木場茶屋町（こばんちゃやちょう）

概要

木場茶屋町は、鹿児島県薩摩川内市に位置する町です。旧川内市の一部であり、現在は薩摩川内市の一部となっています。2020年10月1日現在で、人口は154人、世帯数は62世帯と小規模な地域です。郵便番号は895-0034です。

地理

木場茶屋町は、薩摩川内市の南西部に位置し、以下の地域と隣接しています。

北方: 尾白江町
南方: いちき串木野市芹ケ野
西方: 都町
東方: 川永野町

町の中心部を鹿児島本線が東西に走り、木場[[茶屋駅]]が設置されています。交通の要所であり、国道3号隈之城バイパスが中央部を、旧国道3号線が東部を通っています。旧国道3号線は、隈之城バイパスの開通に伴い、2011年12月20日に鹿児島県道320号百次木場茶屋線に指定されました。西部には、南九州西回り自動車道が南北に走り、都トンネルが存在します。

地名の由来

「木場茶屋」という地名は、藩政時代に藩主が参勤交代などで東上する際の休憩所（茶屋）が木場に置かれていたことに由来します。この地名は難読地名としても知られ、『難読地名辞典』にも「木場茶屋町」（こばんちゃやちょう）として掲載されています。

歴史

木場茶屋町は、1940年（昭和15年）2月10日に、薩摩郡川内町の大字西手の一部地域が分離して成立しました。旧西手の字瀬戸山、木場、木場原、西迫、前田、小吹の全域と、蕨迫の一部が「木場茶屋町」となりました。翌日の2月11日には川内町が市制を施行し川内市となっています。

2004年（平成16年）10月12日には、川内市を含む周辺の8町村が合併し、薩摩川内市が誕生しました。合併に際して、旧川内市の町名や字名はそのまま維持されることが決定し、木場茶屋町の名称も変更されることなく現在に至っています。

人口

国勢調査に基づいた1995年以降の人口推移は以下の通りです。
（データは表形式でここに記述する、もしあれば）

施設

公共施設: 木場茶屋集会所
教育施設: 市立小・中学校の学区は、地域の学校に準ずる。（具体的な学校名は調査が必要）

交通

道路
一般国道: 国道3号（隈之城バイパス）
一般県道: 鹿児島県道320号百次木場茶屋線
鉄道
九州旅客鉄道鹿児島本線: 木場[[茶屋駅]]

参考資料

角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店, 1983年.
山口恵一郎、楠原佑介『難読地名辞典』（第10版）東京堂出版, 1993年.

関連項目

九州地方の[[難読地名一覧]]
* 茶屋

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