正田壮史

正田壮史のプロレス人生

正田壮史（まさだ たけし）は、2001年10月2日生まれの日本人男性プロレスラーであり、大阪府堺市に由来を持つアスリートです。血液型はA型で、現在はDDTプロレスリングに所属しています。

プロレスを志したきっかけ

彼のプロレスに対する興味は、中学2年生の時に飯伏幸太とヨシヒコの試合を目撃したことから始まりました。この路上プロレスの試合は、彼にとって強烈な印象を残し後のキャリアを大きく左右する出発点となったのです。

また、正田は高校時代にレスリング部が存在しなかったため、代替として少林寺拳法を選び、その技術を磨きました。2019年8月には、大阪府立泉北高等学校のチームとして団体演武で全国高等学校総合体育大会で第3位を獲得するという輝かしい実績も残しています。

DDTプロレスリングへの道のり

2022年にDDTプロレスリングに入門した正田は、わずか3ヶ月後の8月14日に行われた「HARASHIMA戦」でデビューを果たします。このデビュー戦はDDTの歴史において最速となるものでした。彼の才能はすぐに開花し、2023年2月11日にはDDT横浜ラジアントホール大会で石田有輝から自力初勝利を収めるという快挙を達成します。

同月26日には、D GENERATIONS CUPの優勝決定戦に進出し、高鹿佑也を相手に勝利を収めて優勝。その結果、DDTハリウッドツアー出場権を手に入れました。さらに、2023年10月4日にはDDT新宿FACE大会で平田一喜に勝利し、初のアイアンマンヘビーメタル級王座を獲得します。ただし、10月21日の後楽園ホール大会でのダブルタイトル戦では、EXTREME王座保持者の平田に敗北したことも報告されています。

得意技とタイトル歴

正田壮史は「正田のチカラKOBUムキムキ」という変形フィッシャーマンバスターを始めとする多様な技を得意としています。初期の頃にはこの技を「侍ドライバー'01」と呼んでいました。他にも三角蹴り、掛け蹴り、ドロップキック、雪崩式コンプリート・ショットなど、様々な技を駆使し試合に臨んでいます。

彼の栄光の証として、DDTプロレスリングではKO-Dタッグ王座（第83代、パートナーはクリス・ブルックス）、KO-D10人タッグ王座（第9代、パートナーは高梨将弘、アントーニオ本多、植木嵩行、メカマミー）、アイアンマンヘビーメタル級王座（第1580代、第1582代）、そしてD GENERATIONS CUPの優勝（2023年）など、数多くのタイトルを手にしています。

プライベートと学業

正田は関西外国語大学に在学しており、3年次にはDDTに入門するために1年間の休学を選びました。復学後は、大阪と東京を行き来しながら試合で活躍する日々を送っています。大学での専攻は英語であり、プロレス以外の面でも学業に力を入れています。

入場曲

彼の試合における入場曲は「Devotee」/ YMZnoMASAKIです。この曲に合わせて入場することで、彼のスタイルや魅力を引き立てています。

正田壮史の現在及び未来の活躍に、プロレスファンは注目しています。

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