浦佐駅

浦佐駅（うらさえき）

浦佐駅は、新潟県南魚沼市浦佐に位置する東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅です。上越[[新幹線]]と上越線が乗り入れており、新幹線も停車します。

概要

南魚沼市の大和地区に位置し、冬はスキー客、夏は奥只見湖や尾瀬方面への観光客に利用されています。毘沙門天口側には、裸押合大祭で知られる越後浦佐毘沙門堂があります。新幹線停車駅ですが、駅周辺には商業施設は多くありません。文教地区としての側面もあり、スクールバスが各方面へ運行されています。

乗り入れ路線

上越[[新幹線]]
上越線

かつては只見線も乗り入れていました。

歴史

1923年（大正12年）9月1日：上越北線 越後堀之内駅 - 浦佐駅間開業時に開設。
1923年（大正12年）11月18日：上越北線 浦佐駅 - 塩沢駅間が延伸開業。
1956年（昭和31年）3月：駅舎改築。
1958年（昭和33年）5月19日：火災により駅舎焼失。
1958年（昭和33年）12月25日：再建駅舎完成。
1970年（昭和45年）12月15日：貨物取り扱い廃止。
1978年（昭和53年）4月：東口駅前広場完成。
1981年（昭和56年）11月1日：新幹線開業に向け新駅舎が竣工。
1982年（昭和57年）11月15日：上越[[新幹線]] 大宮駅 - 新潟駅間が開業。みどりの窓口・旅行センター開設。
1983年（昭和58年）3月：西口駅前広場完成。駅レンタカー営業開始（現在は終了）。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱い廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
1999年（平成11年）4月21日：新幹線で自動改札機供用開始。
2008年（平成20年）3月15日：「モバイルSuica特急券」サービス開始。
2016年（平成28年）：外壁改修工事開始。
2017年（平成29年）：外壁崩落事故発生。
2019年（令和元年）9月22日：観光案内所「MYU」開設。
2020年（令和2年）3月14日：新幹線eチケットサービス開始。
2021年（令和3年）2月28日：みどりの窓口営業終了。
2021年（令和3年）3月1日：話せる指定席券売機導入。
2021年（令和3年）3月13日：タッチでGo![[新幹線]]サービス開始。

新幹線駅設置の経緯

浦佐駅は、地域の中心である六日町と小出町の中間点に位置します。新幹線駅設置には、政治的な意図や地理的な問題など、諸説あります。他の上越[[新幹線]]沿線駅と異なり、駅周辺の都市化はあまり進んでいません。

只見線・ほくほく線の発着

かつては只見線直通列車が運行されていましたが、1988年に廃止されました。現在、只見線やほくほく線との連携による利便性向上に関する議論が行われています。

駅構造

JR東日本新潟支社が運営する直営駅です。在来線は島式ホーム2面4線、新幹線は相対式ホーム2面2線の構造です。駅機能は2階に集約されており、新幹線改札口には自動改札機が設置されています。在来線改札口は有人改札で、新幹線乗り換えには一旦改札を出る必要があります。Suicaなどの交通系ICカードは利用できません。

駅舎にはバリアフリー設備が不足しており、改善が求められています。

のりば

1 在来線 長岡・新潟方面
2 在来線 越後湯沢・長岡方面(工事期間中)
3 在来線 使用停止
4 在来線 越後湯沢方面
11 上越[[新幹線]] 新潟方面
12 上越[[新幹線]] 大宮・東京方面

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は1,290人です。新幹線の1日平均乗車人員は692人で、上越[[新幹線]]の駅では最も少ないです。

駅周辺

東口側にはバスターミナルや田中角栄の銅像があります。周辺には公共施設や医療機関が集まっています。西口側には越後浦佐毘沙門堂があり、裸押合大祭の際には賑わいます。

南魚沼市立浦佐小学校
南魚沼市立大和中学校
新潟大学地域医療教育センター・魚沼基幹病院

バス路線

南越後観光バスの路線バスや、南魚沼市のコミュニティバス「市民バス」が発着します。奥只見ダム行きのバスは期間限定で運行され、尾瀬へのアクセスも可能です。

隣の駅

上越[[新幹線]]：越後湯沢駅 - 浦佐駅 - 長岡駅
上越線：五日町駅 - 浦佐駅 - 八色駅

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