神崎鼻

神崎鼻（こうざきはな）

神崎鼻は、長崎県佐世保市（旧北松浦郡小佐々町）の楠泊地区にある岬で、東経129度33分、北緯33度13分に位置します。この岬は、九州本島の最西端であり、離島を除いた日本本土の最西端としても公式に認定されています。佐世保市は、この地を「島嶼を除く日本本土最西端の自治体」としており、神崎鼻がその最西端にあたります。

概要

岬の先端は神崎鼻公園として整備されており、自由に立ち入ることができます。公園内には、旧小佐々町が設置した「日本本土最西端」を示すモニュメントが設置されています。岬の前には五島灘が広がり、上枯木島、下枯木島、そして天候が良ければ平戸島を望むことができます。

1991年、旧小佐々町は、日本本土の東西南北端にあたる稚内市、根室市、佐多町と「四極交流盟約」を締結し、交流を深めていました。また、旧小佐々町時代から、神崎鼻を訪れた観光客向けに「日本本土最西端訪問証明書」を発行しており、佐世保市に合併後も、佐世保市小佐々行政センターで発行業務が継続されています。

1989年に国土地理院が行った人工衛星による測量の結果、神崎鼻が正式に「日本本土最西端の地」と認定され、佐世保市によってこの事実が公にされました。

交通アクセス

車でのアクセスの場合、長崎県道18号佐々鹿町江迎線から市道に入り、案内板に従って進むことができます。公共交通機関を利用する場合は、佐世保駅から西肥バスの楠泊経由大加勢または江迎行に乗車し、約1時間で「神崎入口」バス停に到着します。そこから徒歩約20分で岬に到着します。

関連情報

日本の端の一覧: 日本の東西南北の端に関する情報。
鶴御崎: 九州本島最東端の岬（大分県佐伯市）
佐多[[岬]]: 九州本島最南端の岬（鹿児島県南大隅町）
門司港: 九州本島最北端の地(福岡県北九州市門司区)

ギャラリー

写真や画像は、岬の美しい風景やモニュメントを伝えています。

出典

観光-小佐々町　佐世保市北部商工会
佐世保市 ようこそ日本本土最西端の地へ
* 佐世保市 297神崎鼻公園（本土最西端）

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