日本の端の一覧
日本の端、つまり領土の最北端、最南端、最東端、最西端についての一覧です。これらの地点は、
日本の地理を理解する上で重要な意味を持ち、地理的な限界を示します。また、離島を含む場合の情報も提供しています。本文では、各端の位置を特定するための緯度と経度、現状における施政状況なども含めて詳しく説明します。
離島を含む日本の東西南北端
最北端
北海道蘂取郡蘂取村
北緯45度33分28秒、東経148度45分14秒
1946年以降、
ロシアが実効支配しており、民間人の渡航は難しい一方、ビザなしでの交流が試みられることもある。
北海道稚内市
北緯45度31分35秒、東経141度55分9秒
現在、日本の管理下にあり、通常の交通手段での訪問はできません。
最南端
東京都小笠原村
北緯20度25分30.6585秒、東経136度4分11.1766秒
硬い岩がわずかに出ている島で、上陸は日本政府の管理下で非常に難しい状況です。
最東端
東京都小笠原村
北緯24度16分59秒、東経153度59分12秒
海上自衛隊と
気象庁の職員しか立ち入れない区域で、特別な許可が必要な状態です。
最西端
沖縄県八重山郡
与那国町
北緯24度27分5秒、東経122度55分57秒
観望が可能な唯一の正式な端部となります。
自由に到達可能な東西南北端
最北端
北海道稚内市
北緯45度31分22秒、東経141度56分12秒
日本本土の最北端です。
最南端
沖縄県八重山郡竹富町
北緯24度2分59.3秒、東経123度48分18.2秒
無人島を含まない日本の最南端に位置します。
最東端
北海道根室市
北緯43度23分6.2秒、東経145度48分58.6秒
日本本土の最東端です。
最西端
沖縄県八重山郡
与那国町
北緯24度26分58秒、東経122度56分1秒
トゥイシが最西端とされるようになったのは、2019年の地形図の改訂によります。
本土各島の東西南北端
本土に関する定義が一般的には
北海道、本州、
四国、
九州、
沖縄本島から成ることが多いですが、行政的には本土から除かれることがあります。以下に本土の各端を示します。
- - 北端: 宗谷岬
- - 南端: 白神岬
- - 東端: 納沙布岬
- - 西端: 舟隠
本州
- - 北端: 大間崎
- - 南端: クレ崎
- - 東端: 魹ヶ崎
- - 西端: 毘沙ノ鼻
- - 北端: 竹居観音岬
- - 南端: 足摺岬
- - 東端: 蒲生田岬
- - 西端: 佐田岬
- - 北端: 門司港・太刀浦コンテナターミナル
- - 南端: 佐多岬
- - 東端: 鶴御崎
- - 西端: 神崎鼻
- - 北端: 辺戸岬
- - 南端: 荒崎
- - 東端: 瀬嵩埼
- - 西端: 大嶺崎
自治体別の東西南北端
最南端かつ最東端の都道府県
日本の各端はこのようにさまざまな特徴を持ち、地理的な魅力が詰まっています。これを理解することで、プランニングや観光に役立ちます。