綏浜県

綏浜県（すいひん-けん）

綏浜県は、中華人民共和国黒竜江省鶴崗市に位置する県です。県人民政府は綏浜鎮に所在し、国家級貧困県に指定されています。

地理

綏浜県は、黒竜江省東北部の三江平原に位置し、黒竜江と松花江が合流する地点にあります。西は蘿北県、南西部から北東部にかけては松花江を挟んでジャムス市の富錦市・同江市と隣接しています。北部は黒竜江を隔ててロシアの極東連邦管区・ユダヤ自治州と国境を接しています。

歴史

綏浜県は、1917年（民国6年）に設置された綏東設治局を前身とします。1929年（民国18年）に綏東県に昇格し、同年12月に綏浜県と改称されました。1949年に一旦廃止され富錦県に編入されましたが、1963年に再設置され現在に至ります。

行政区画

綏浜県は、3つの鎮、5つの郷、1つの民族郷を管轄しています。

鎮: 綏浜鎮、綏東鎮、忠仁鎮
郷: 連生郷、北崗郷、富強郷、北山郷、新富郷
民族郷: 福興満洲族郷

交通

道路

省道: 312省道
県道: 129県道、130県道、131県道

健康・医療・衛生

綏浜県人民医院
綏浜県中医院

その他

この地域は、酸菜（漬物）、ハルビンビール、東北料理などが有名です。また、アムール川（黒竜江）、松花江、松嫩平原、小興安嶺山脈といった自然環境に恵まれ、亜寒帯冬季少雨気候に属しています。

歴史的には、闖関東（山海関を越えて東北地方へ移住した現象）や外満洲（アムール川以北の地域）と関わりがあり、アイグン条約はこの地域の国境を画定する上で重要な役割を果たしました。

日本の在外公館としては、大連市を除く'>[在瀋陽日本国総領事館]]が इसलामपुर क्षेत्रを管轄しています（遼寧省]・[[吉林省・黒竜江省）。

外部リンク

綏浜県人民政府

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