美濃市駅

美濃市駅（みのしえき）は、岐阜県美濃市広岡町に位置する、長良川鉄道越美南線の駅です。駅番号は11。

歴史

美濃市駅は、1923年（大正12年）10月5日に、鉄道省越美南線の美濃太田駅 - 当駅間が開通した際に、終着駅である美濃町駅（みのまちえき）として開設されました。当初より旅客と貨物の取り扱いを行っていました。

1923年（大正12年）10月5日：美濃町駅として開業、旅客・貨物取扱開始。
1926年（大正15年）7月15日：当駅から板取口駅（現在の湯の洞温泉口駅）まで延伸。
1954年（昭和29年）11月10日：美濃市駅に改称。
1974年（昭和49年）10月1日：貨物取扱を廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いを廃止。
1986年（昭和61年）12月11日：越美南線が長良川鉄道へ転換し、同社の駅となる。
2013年（平成25年）12月24日：駅舎・プラットホーム及び待合所が国の登録有形文化財に登録。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅です。ホームは駅舎よりも高い場所に設置されており、駅舎とは関駅寄りの地下道で連絡しています。有人駅であり、窓口は火・木曜日を除く9:30 - 18:00に営業しています（閉鎖時間帯あり）。自動券売機は設置されておらず、乗車券は全て窓口で購入する必要があります。一部の駅へは硬券も販売しています。

「長良川鉄道美濃市駅本屋」および「長良川鉄道美濃市駅プラットホーム及び待合所」は、2013年12月24日に国の登録有形文化財（建造物）に指定されています。

駅の敷地内には、7台分の駐車場と、レンタサイクル5台を所有する駐輪場があります。以前は喫茶店が併設されていましたが、現在は閉店し、そのスペースは事務所として利用されています。

のりば

付記事項

構内北側には2本の側線があり、保線用モーターカーが留置されているほか、新型車両の搬入に使われることもあります。

夜間滞泊の設定がないため、当駅が終点となる列車の一部は関駅まで回送されます。

利用状況

近年の1日平均乗降人員の推移は以下の通りです。

1999年 - 673人
2000年 - 586人
2001年 - 482人
2002年 - 482人
2003年 - 444人
2004年 - 366人
2005年 - 297人
2006年 - 310人
2007年 - 291人
2008年 - 332人
2009年 - 311人
2010年 - 222人
2011年 - 205人
2012年 - 190人
2013年 - 186人

駅周辺

美濃市美濃町伝統的建造物群保存地区（重要伝統的建造物群保存地区。うだつの上がる町並みが残されている。）
名古屋食料事務所美濃支所
旧名鉄美濃町線美濃駅
美濃市立美濃中学校
美濃郵便局
イオンタウン美濃
桜井グラフィックシステム
岐阜信用金庫 美濃支店
東海北陸自動車道
岐阜県道296号美濃市停車場線
岐阜県道281号関美濃線
岐阜県道80号美濃川辺線

バス路線

岐阜美濃線
名鉄岐阜・JR岐阜行（小屋名・長山・日野橋・北一色経由）
中濃庁舎行（道の駅美濃にわか茶屋・美濃市役所経由）
牧谷線
中濃庁舎行（米屋町経由）
ほらどキウイプラザ行（道の駅美濃にわか茶屋・蕨生・牧谷乙狩経由）
* 美濃市乗り合わせタクシー「のり愛くん」

隣の駅

長良川鉄道

■越美南線

松森駅（10） - 美濃市駅（11） - 梅山駅（12）

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