羽田浩二 (外交官)

羽田浩二について

羽田浩二氏は、1956年に生まれ、鹿児島県出身の日本の外交官です。1979年に東京大学法学部を卒業後、外務省に入省しました。外交官として、イラン、フィリピンなど各国の大使を歴任し、国際貿易・経済分野でも活躍しました。

経歴

羽田氏は、外務省入省後、アメリカのフレッチャー法律外交大学院で修士課程を修了しました。1982年から1984年までフィリピンに在勤し、その後、経済局、北米局、外務大臣秘書官事務取扱などを経て、1990年から1993年まで在英国日本国大使館一等書記官、1994年から1996年まで在インド日本国大使館参事官を務めました。

1996年には経済局WTO交渉担当室長、1998年には北米局北米第二課長に就任。2000年4月には北米局北米第一課長、2001年11月からは国際連合日本政府代表部公使（政務部長）として活躍しました。

2007年に外務省大臣官房長補佐、同年には外務省北米局参事官、2008年には外務省大臣官房審議官兼北米局審議官、2009年7月には外務省大臣官房審議官兼総合外交政策局審議官（国連担当大使）に就任。2010年8月20日には内閣府国際平和協力本部事務局長を務めました。

その後、2012年9月に外務省大臣官房付を経て、2012年10月23日からイラン駐箚特命全権大使、2015年10月20日から特命全権大使（国際貿易・経済担当）、2017年9月5日からフィリピン駐箚特命全権大使を歴任しました。2021年1月12日からは近鉄グループホールディングス特別顧問、2022年からは2025年日本国際博覧会政府代表を務めています。

人物

羽田氏は、その豊富な経験と知識を活かし、国際社会における日本のプレゼンス向上に貢献してきました。特に、イラン、フィリピンといった国々との外交関係においては、重要な役割を果たしました。また、国際貿易や経済分野においても、その専門性を発揮し、日本の経済発展に貢献しました。

2025年の日本国際博覧会政府代表としての活動にも期待が寄せられています。

同期入省者

羽田氏と同期で外務省に入省した主な人物は以下の通りです。

平松賢司（外務省総合外交政策局長）
田良原政隆（駐エルサルバドル大使）
北岡元（エディンバラ総領事）
横井裕（駐トルコ大使）
花谷卓治（駐フィジー・バヌアツ・キリバス・ツバル・ナウル大使）
伊原純一（外務省アジア大洋州局長）
山口壯（衆議院議員）
大江博（内閣官房内閣審議官）
宮川眞喜雄（駐マレーシア大使）
廣木重之（駐南アフリカ大使）
長谷川晋（ストラスブール総領事）
小林弘裕（アフリカにおける地域経済共同体・平和・安全保障担当大使）
堀江良一（元駐スーダン大使）
西岡淳（駐ジブチ大使）
小川正史（駐ネパール大使）
礒部博昭（駐パナマ大使）
西村篤子（駐ルクセンブルク大使）
大澤勉（駐カメルーン大使）

外部リンク

（コロナ特集）フィリピンにおける新型コロナウイルス対策 - 2020年7月29日
駐イラン日本国大使、羽田大使の挨拶

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