藤井達也 (政治家)

藤井達也（ふじい たつや）は、1888年7月7日に青森県三戸郡八戸町（現在の八戸市）に生まれ、1934年12月16日にその生涯を閉じた政治家です。彼は立憲政友会に所属し、衆議院議員として国政に貢献しました。

藤井は東京帝国大学法科大学を卒業後、アメリカ合衆国シカゴのノースウェスタン大学に留学し、法学博士の学位を取得しました。帰国後は、政友会の院外団に身を置き、政治活動を開始します。

1928年（昭和3年）の第16回衆議院議員総選挙で初当選を果たし、政界での足場を固めました。その後も、第17回、第18回の総選挙で連続当選を果たし、その政治手腕を発揮しました。議員として活動する間には、犬養内閣において内務参与官という要職を務め、国政に深く関与しました。

藤井達也の政治家としての活動は、激動の時代の中で、彼の知識と経験、そして政治に対する情熱によって支えられていました。彼の政策や行動は、当時の社会情勢や政治状況を反映したものであり、日本の政治史を理解する上で重要な要素となっています。

また、藤井達也の家族構成にも注目すべき点があります。彼の弟である藤井達二もまた、衆議院議員として活躍しており、兄弟そろって政治の世界で名を馳せました。

参考文献

『衆議院要覧（乙） 昭和七年五月』衆議院事務局、1932年
大野伴睦『大野伴睦回想録』弘文堂、1962年。2021年（令和3年）3月25日中公文庫に収録。
* 東奥日報社編『青森県人名事典』東奥日報社、2002年

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