輝ける日々

輝ける日々 (These Are The Days Of Our Lives)

「輝ける日々」は、イギリスのロックバンド、クイーンが1991年にリリースした楽曲です。アルバム「イニュエンドウ」に収録され、シングルカットもされました。イギリス盤と日本盤では、「ボヘミアン・ラプソディ」との両A面シングルとしてリリースされています。

この曲の作曲者と作詞者のクレジットはクイーンとなっていますが、実際にはドラマーのロジャー・テイラーが主に手掛けたことが、後のインタビューで明らかになっています。

プロモーションビデオ

「輝ける日々」のプロモーションビデオは、フレディ・マーキュリーが生前に出演した最後の映像作品となりました。エイズとの闘病中であったフレディの、最晩年の姿が記録されています。映像はモノクロで処理されていますが、これはフレディの衰弱した姿を隠すためだったという説があります。しかし、YouTubeなどでは、撮影の様子をカラーで見ることができます。

プロモーションビデオには、アニメーションが追加されたバージョンとそうでないバージョンの2種類が存在します。当初はアニメーション付きのバージョンのみを製作する予定でしたが、フレディ本人の強い希望により、2つのバージョンが制作されました。

このビデオでは、ロジャー・テイラーがパーカッションを演奏する姿が映っていますが、実際に演奏したのはプロデューサーのデヴィッド・リチャーズです。また、ブライアン・メイは他のメンバーとは別撮りでこのビデオに参加しています。

ライブでの演奏

クイーンの正規メンバーによるライブ演奏は実現しませんでしたが、1992年に行われたフレディ・マーキュリー追悼コンサートでは、ジョージ・マイケルとリサ・スタンスフィールドをボーカルに迎えて演奏されました。

「クイーン+ポール・ロジャース」のツアーでは、ドラムを自動演奏にした上でロジャー・テイラーがボーカルを務めました。このステージでは、クイーンの初来日時の映像がスクリーンに映し出されました。さらに、「クイーン+アダム・ランバート」としてのライブでも、ロジャー・テイラーがボーカルを担当して歌われています。

収録曲

アメリカ盤

1. 輝ける日々 - These Are The Days Of Our Lives (Queen)
2. ビジュウ - Bijou (Queen)

イギリス盤・日本盤

1. ボヘミアン・ラプソディ - Bohemian Rhapsody (Mercury)
2. 輝ける日々 - These Are The Days Of Our Lives (Queen)

担当

フレディ・マーキュリー - リードボーカル、コーラス、キーボード
ブライアン・メイ - エレクトリックギター
ロジャー・テイラー - ドラムス、キーボード
ジョン・ディーコン - ベースギター
* デヴィッド・リチャーズ - キーボード、プログラミング、ボンゴ、パーカッション

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