進藤健太郎

進藤健太郎（しんどう けんたろう）は、1976年12月10日生まれの日本の俳優です。東京都出身で、身長は176cm。1996年に仲代達矢が主宰する「無名塾」に入塾し、現在も塾員として活動しています。所属事務所は株式会社仕事です。

進藤は舞台俳優として確固たる地位を築いており、無名塾の公演をはじめ、数多くの外部公演にも出演しています。特に、野田秀樹など多様な演出家の作品で主演や助演を務め、その演技力は高く評価されています。2014年の無名塾公演「ロミオとジュリエット」では、タイトルロールであるロミオ役を見事に演じ、観客から大きな賞賛を浴びました。

進藤の舞台出演は多岐にわたり、無名塾公演では「リチャード三世」（1996年）、「いのちぼうにふろう物語」（1997年）、「セールスマンの死」（2002年）、「炎の人」（2010年）、「無明長夜」（2011年）などに出演しています。外部公演では、2000年の「蠅の結婚」を皮切りに、「タワーリングライフ」（2002年）、「オイル」（2003年）、「CHILDREN」（2004年）、「青ゐ鳥」（2004年）、「アルルの女」（2005年）、「贋作・罪と罰」（2005年）、「スラブボーイズ」（2006年）、「バッカイ」（2006年）、「アメノクニ」（2007年）、「ヤマトブミ」（2007年）、「紙の上のユグドラシル」（2008年）、「天翔ける風に」（2009年）、「刃、刃、刃！」（2011年）、「メアリースチュアート」（2015年）など、数多くの作品に出演しています。

また、進藤はテレビドラマや映画にも出演しており、1998年のNHK大河ドラマ「徳川慶喜」では徳川家茂役を演じました。その他、「身辺警護11」（2002年）、「水戸黄門」（2003年）、「相棒」（2008年、2011年）、「果し合い」（2015年）、「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」（2016年）などに出演しています。映画では、岡本喜八監督の「助太刀屋助六」（2002年）、「座頭市 THE LAST」（2010年）、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」（2010年）、「人類資金」（2013年）、「仲代達矢・役者を生きる」（2015年）などに出演しています。

趣味・特技はジャズダンスやクラシックバレエであり、その身体能力は舞台での表現にも活かされています。進藤は、舞台を中心に幅広いジャンルで活躍する、実力派俳優として知られています。

進藤健太郎に関するインタビュー記事や動画も公開されており、2014年の「ロミオとジュリエット」公演に関するインタビューは、無名塾の公式YouTubeチャンネルなどで視聴できます。これらのインタビューでは、進藤の舞台への情熱や役作りに対する考えを知ることができます。

関連情報として、無名塾の公式プロフィールや、所属事務所である株式会社仕事のプロフィールページも参考になります。

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