長野県道58号長野須坂インター線
長野県道58号長野須坂インター線は、
長野県長野市と
須坂市を結ぶ、全長約13.5kmの
主要地方道です。この
道路は、
上信越自動車道須坂長野東インターチェンジへのアクセスを担うとともに、両市間の主要な移動ルートとして機能しています。
概要
この県道は、
国道403号と重複する区間を持ち、
上信越自動車道須坂長野東インターチェンジと接続しています。
長野市中心部からのアクセスに利用されることが多く、長野オリンピック開催を契機に、
長野市街地から
須坂長野東インターチェンジ付近までが片側2車線に拡幅されました。
沿道には、長野オリンピックの
スピードスケート会場であったオリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)があります。地元商工会は、この施設にちなんで
長野市内区間を「エムウェーブ大通り」と名付けましたが、この愛称は広くは浸透しておらず、一部店舗の名称に用いられる程度に留まっています。
路線データ
起点:
長野市鶴賀峰村(七瀬南部交差点=
長野県道34号長野菅平線交点)
終点:
須坂市仁礼湯河原(仁礼町交差点=
国道406号交点)
延長: 13.5km
車道幅員: 26m(4車線区間は南部小学校北交差点から須坂長野東IC入口交差点間のみ)
主要構造物
場所:
長野市屋島 -
須坂市福島
全長: 旧橋 766.9m / 新橋 770.5m
幅員: 旧橋 11.5m(うち車道10.5m) / 新橋 10.8m(新旧とも2車線、片側歩道)
構造: 旧橋 PCポステンT
桁橋 / 新橋 ニールセンローゼ橋
千曲川に架かる橋梁で、
村山橋(
国道406号と
長野電鉄長野線の併用橋)と共に、長野・須坂間の主要なルートとなっています。旧橋は
1970年に永久橋として開通し、
1996年に新橋が開通、4車線化されました。現在は、旧橋が西行(長野方面)専用、新橋が東行(須坂方面)専用として使用されています。
鮎川橋
場所:
須坂市八町
全長: 旧橋 54.8m / 新橋 56.5m
幅員: 旧橋 5.5m / 新橋 8.3m(新旧とも1車線)
構造: PC
桁橋
鮎川に架かる橋梁で、新橋と旧橋がそれぞれ東行専用・西行専用として使われています。
2008年1月、橋の下の鮎川で工事中に石仏(
馬頭観音)が発見され、現在は近くの瑠璃光山薬師庵に安置されています。
大宮橋
場所:
須坂市八町
全長: 69.1m
幅員: 11.0m
構造:
鮎川に架かる橋梁。
栃倉上橋
場所:
須坂市栃倉 - 仁礼
全長: 20.0m
幅員: 11.7m - 13.0m
構造:
鮎川に架かる橋梁。
沿革
1923年(
大正12年): 一部が
長野県道に指定。
1935年(
昭和10年):
長野県道として指定。
1959年(
昭和24年): 供用開始。
1959年(
昭和34年)
8月1日: 中村長野線として認定。
1970年(
昭和45年)
7月17日:
屋島橋が永久橋として開通。
1982年(
昭和57年)
4月1日: 中村長野線が
主要地方道長野須坂インター線に指定。
1982年(
昭和57年)
9月13日: 中村長野線が長野須坂インター線に変更。
1996年(平成8年)
8月24日: 新
屋島橋が開通。
通過する自治体
長野市
須坂市
重複区間
長野市:
長野県道34号長野菅平線(七瀬南部交差点 - 南部小学校北交差点 - 七瀬南部東交差点)
須坂市:
国道403号(須坂長野東IC西交差点 - 幸高町交差点)
交差・接続する道路
七瀬南部交差点(起点):
長野県道34号長野菅平線
南部小学校北交差点:市道
七瀬南部東交差点:
長野県道34号長野菅平線
上高田北交差点:
国道18号(
長野バイパス)
南長池交差点:
長野県道375号大豆島東和田線
エムウェーブ交差点:
長野県道372号三才大豆島中御所線
国道18号(長野東バイパス)
屋島橋東詰の立体交差:
長野県道347号村山綿内停車場線
須坂長野東IC西交差点:
国道403号
須坂長野東IC入口交差点:
上信越自動車道(須坂長野東IC)
幸高町交差点:
国道403号
上八町交差点:須高広域農道(北信濃くだもの街道)
仁礼町交差点(終点):
国道406号(大笹街道)
沿道施設
長野市立南部小学校
長野市立櫻ヶ岡中学校
ニトリ長野店
ドン・キホーテ長野店
長野市立緑ヶ丘小学校
ヤマダデンキテックランド長野本店
長野市立三陽中学校
つちや本社
文具スーパー事務キチ長野店
綿半ホームエイド本社
綿半スーパーセンター長池店
長野市消防局鶴賀消防署東部分署
エムウェーブ(
長野市オリンピック記念アリーナ)
長野県長野東高等学校
角藤本社
イオンモール須坂
長野電鉄屋代線 井上駅跡
湯っ蔵んど
脚注
特になし
関連項目
*
長野県の県道一覧