隼人が来る

『隼人が来る』

『隼人が来る』（はやとがくる）は、1972年10月5日から1973年3月29日まで、フジテレビ系列で毎週木曜夜8時から1時間枠で放送された連続テレビ時代劇です。全25回にわたり、高橋英樹が主演を務めました。

概要

舞台は享保年間。8代将軍・徳川吉宗より「諸国見廻役」を命じられた旗本、秋月隼人（高橋英樹）は、花吹雪抜刀流の使い手です。彼は浪人姿に身をやつし、河童の喜八（左とん平）を相棒として、諸国を隠密に巡ります。その目的は、諸藩に巣食う悪を懲らしめること。二人は様々な事件に立ち向かい、人々の平和を守るために戦います。

キャスト

秋月隼人：高橋英樹
河童の喜八：左とん平

スタッフ

企画：白川文造、垣内健二、渡辺洋一
プロデューサー：佐藤雅夫、杉本直幸、今井行雄
脚本：結束信二、宮川一郎、飛鳥ひろし、高岩肇、野上龍雄、山田隆之、掛札昌裕、松山威、茶木克彰、松村正温、蘇武路夫、野波静雄、高橋稔
監督：田中徳三、工藤栄一、松尾正武、原田隆司、荒井美三雄、斎藤武市
音楽：山下毅雄
ナレーター：納谷悟朗
撮影：わし尾元也、国定玖仁男、古谷伸、増田敏雄、木村誠司
照明：鈴木静雄、若木得二、北口光三郎、井上孝二、上田輝夫、林春海、増田悦章
録音：橋本省治、堀場一朗、中山茂二、渡部芳丈、野津裕男、田中峯生、東城絹児郎
美術：雨森義允、竹川輝夫、園田一佳、寺島孝男、富田治郎
助監督：河村満和、萩原将司、上田春夫、尾田耕太郎、髙倉祐二
記録：森村幸子、辻敬子、黒川京子、長岡君枝
編集：玉木濬夫、市田勇、鳥居勉
企画助手：今川行雄
衣裳：森護、山崎武、松本俊和、佐々木常久、上野徳三郎
美粧結髪：東和美粧
装置：稲田源兵衛、和泉隆幸、三浦公久、前川宗太郎、曽根美装
装飾：野路昇、渡辺源三、清水悦夫、西田忠男、草川景
擬斗：土井淳之祐（東映剣会）
邦楽監修：中本敏生
演技事務：西秋節生、森村英次、伊駒実麿、川高敏夫
進行主任：伊藤彰将、真沢洋士、俵坂孝宏、大岸誠、丸本晃
現像：東洋現像所
制作：フジテレビ、東映

放送局

特記がない限り、放送時間は木曜20:00 - 20:55で、同時ネットで放送されました。

備考

第10話「姫君の脱出」は、市川雷蔵主演の大映映画『眠狂四郎 女地獄』（1968年）をほぼリメイクしたものです。映画版で伊藤雄之助が演じた役を大辻しろが、田村高廣の役を佐々木剛が、高田美和の役を岡田可愛が演じました。また、『女地獄』で悪役を演じた安部徹も出演し、脚本と監督も映画版と同じ高岩肇と田中徳三が担当しました。

ネット配信

2023年4月3日からは、YouTubeの「東映時代劇YouTube」チャンネルで、第1話と第2話が常時無料配信されています。この配信により、多くの人々が再びこの作品を楽しむことができるようになりました。

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