韓国女子囲碁リーグ
韓国女子
囲碁リーグ(韓国語:엠디엠 한국여자바둑리그)は、韓国の女流棋士による団体戦の棋戦です。各チーム3名で構成され、リーグ戦と決定戦を通じて優勝を争います。2015年に7チームでスタートし、2016年からは8チーム、2018年には9チームが参加するなど、規模を拡大してきました。また、
中国、
台湾、日本からの外国人棋士も参加しており、国際色豊かなリーグとなっています。
概要
- - 主催: 韓国棋院
- - 後援: エムディエム(MDM)、韓国資産信託、文化体育観光部、国民体育振興公団、NH農協銀行
- - 協賛: 韓国資産信託
- - 優勝賞金: 初回は4000万ウォン、第2回から第5回は5000万ウォン、第6回以降は5500万ウォン
方式
3名1組のチームによる2ラウンド制のリーグ戦を行い、上位チームが決勝トーナメントに進出します。
持ち時間は、主将戦が各1時間、2・3将戦が各10分、40秒の秒読み5回となっています。
歴代成績
各回のポストシーズンチャンピオン(優勝チーム)とリーグ戦順位は以下の通りです。
第1回 (2015年)
- - 優勝: 麟蹄降天
- - MVP: 呉侑珍
- - 最多勝: 呉侑珍
第2回 (2016年)
- - 優勝: ソウル富光タクス
- - MVP: 崔精
- - 最多勝: 崔精
第3回 (2017年)
第4回 (2018年)
第5回 (2019年)
第6回 (2020年)
- - 優勝: 保寧マッド
- - MVP: 崔精
- - 最多勝: 崔精
第7回 (2021年)
- - 優勝: 三陟海上ケーブルカー
- - MVP: 崔精
- - 最多勝: 崔精
第8回 (2022年)
第9回 (2023年)
- - 優勝: H2 DREAM三陟
- - MVP: 金京根
- - 最多勝: 金恩持
第10回 (2024年)
- - 優勝: 保寧マッド
- - MVP: 金多瑛
- - 最多勝: 金恩持
特徴
韓国女子
囲碁リーグは、韓国の女流棋士の育成と
囲碁の普及に大きく貢献しています。また、外国人棋士の参加により、国際的な交流の場ともなっています。リーグ戦は、各チームの戦略や選手の個性があらわれる、見ごたえのある内容となっています。
外部リンク
- - 韓国棋院「韓国女子囲碁リーグ」
- - 新浪「首届韩国女子围棋联赛」