鹿児島県道206号徳重横井鹿児島線

鹿児島県道206号徳重横井鹿児島線

鹿児島県道206号徳重横井鹿児島線は、鹿児島県日置市伊集院町徳重を起点とし、鹿児島市下伊敷を終点とする、全長約20キロメートルの主要地方道です。この路線は、江戸時代の薩摩街道の一部を継承しており、歴史的な道筋を今に伝えています。

概要

この県道は、伊集院市街から鹿児島市犬迫町横井まで、旧薩摩街道のルートをほぼそのまま踏襲しています。一部区間では鹿児島県道210号小山田谷山線と重複しており、交通量が多い場所も存在します。

路線データ

起点: 鹿児島県日置市伊集院町徳重（伊集院小学校付近、鹿児島県道24号鹿児島東市来線交点）
終点: 鹿児島県鹿児島市下伊敷（下伊敷交差点、国道3号交点、鹿児島県道208号坂元伊敷線終点）

歴史

1993年5月11日、建設省により、県道徳重横井鹿児島線の一部が鹿児島北インター線として主要地方道に指定されました。これにより、この路線の重要性が改めて認識されることとなりました。

路線状況

通称

鹿児島街道

この路線は、古くから妙円寺詣りのルートとしても利用されており、地域住民にとって非常に馴染み深い道です。

重複区間

鹿児島県道210号小山田谷山線（日置市伊集院町竹之山 - 鹿児島市犬迫町・犬迫町小前交差点）

道路施設

橋梁
永平橋: 下谷口川に架かる橋。橋の袂には記念碑が設置されています。
岩崎橋: 甲突川に架かる橋。鹿児島市小野と下伊敷の境界に位置します。

地理

通過する自治体

日置市
鹿児島市

交差する道路

（起点から順に記載）

交差する鉄道

鹿児島本線向馬場踏切: 日置市伊集院町下谷口
九州新幹線高架: 日置市伊集院町土橋

交差する河川

起点付近の日置市街地（伊集院）では、神之川支流の下谷口川を渡ります。
鹿児島城西高等学校と九州新幹線高架橋の間で神之川を渡ります。
真宗大谷派鹿児島別院伊敷支院（鹿児島市小野3丁目）周辺では、甲突川支流の幸加木川が並行しています。
終点下伊敷交差点手前で甲突川を渡り、そこで幸加木川が甲突川に合流します。

沿線施設

雪窓院跡: 島津義久公剃髪石が残されています。
日置市立伊集院小学校
伊集院郵便局
伊集院IC入口
鹿児島城西高等学校
三州病院: 鹿児島市犬迫町。
鹿児島市立犬迫小学校
犬迫簡易郵便局
鹿児島県ライフル射撃場: 鹿児島市犬迫町早馬下。
小野公園: 軟式野球場やテニスコートがあります。
タイヨー伊敷店
* 鹿児島銀行伊敷支店

まとめ

鹿児島県道206号徳重横井鹿児島線は、地域住民の生活を支える重要な道路であるとともに、歴史的な価値も持つ路線です。この道を通ることで、鹿児島の豊かな自然や歴史に触れることができるでしょう。

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