2011年の政治

2011年の政治

2011年は、世界中で政治的な変動が相次いだ年でした。日本では、東日本大震災という未曾有の災害が発生し、その対応に追われる中で、政治も大きく動きました。また、海外でも、大統領選挙や政権交代が相次ぎ、国際情勢も大きく変化しました。以下に、2011年の主な政治的な出来事をまとめます。

日本国内の政治

政権交代

1月14日: 菅直人内閣が総辞職し、菅第2次改造内閣が発足しました。
8月30日: 民主党代表選で野田佳彦氏が選出され、野田内閣が発足しました。これにより、菅政権から野田政権へと政権交代が行われました。

東日本大震災の影響

3月11日: 東日本大震災が発生し、その影響で多くの選挙が延期されました。
5月1日: 東日本大震災の復興費用を盛り込んだ第1次補正予算が成立しました。
7月25日: 第2次補正予算も成立し、復興に向けた動きが本格化しました。

政党の動き

1月13日: たちあがれ日本の与謝野馨共同代表が離党しました。
2月15日: 民主党は、小沢一郎元代表に対し、党員資格停止処分を決定しました。
2月17日: 民主党内のグループが会派離脱届を提出するも受理されませんでした。
3月3日: 民主党の佐藤夕子衆院議員が離党しました。
5月11日: 中村喜四郎衆院議員が自民党二階派に入会しました。
5月20日: 民主党の横粂勝仁衆院議員が離党しました。
6月2日: 民主党は、内閣不信任決議案に賛成票を投じた議員を除籍処分にしました。
6月27日: 自民党の浜田和幸参院議員が離党しました。
9月27日: 辻元清美衆院議員が民主党に入党しました。
12月28日: 民主党議員9名が離党届を提出し、新党結成の動きを見せました。
12月29日: 浜田和幸参院議員が国民新党に入党しました。

選挙

1月16日: 阿久根市長選挙で新人が当選しました。
1月30日: 山梨県知事選挙で現職が再選しました。
2月6日: 愛知県知事選挙で新人が当選し、名古屋市長選挙で現職が再選しました。また、名古屋市議会の解散を問う住民投票で解散が決定しました。
3月13日: 名古屋市議会議員選挙で減税日本が第1党になりました。
4月10日: 第17回統一地方選挙が行われ、多くの知事や市長が選出されました。主なものとして、東京都知事選で石原慎太郎氏が4選、北海道知事選で高橋はるみ氏が3選などがあります。
4月24日: 衆議院愛知6区補欠選挙で元職が当選しました。
9月11日: 東日本大震災の影響で延期されていた岩手県知事選挙で現職が再選しました。
1[[1月13日]]: 宮城県議選で自民・公明党が過半数を維持しました。
1[[1月27日]]: 大阪府知事選挙で松井一郎氏が当選し、大阪市長選挙で橋下徹氏が当選しました。

その他

1月25日: 参議院議員選挙の一票の格差をめぐり、複数の高裁で違憲や違憲状態の判断が下されました。
10月28日: 国家戦略会議が発足しました。

海外の政治

大統領選挙

1月1日: ブラジルでジルマ・ルセフが大統領に就任しました。
1月23日: ポルトガルでアニーバル・カヴァコ・シルヴァが大統領に再選されました。
3月12日: ニジェールで大統領選挙が行われました。
4月3日: カザフスタンでヌルスルタン・ナザルバエフが大統領に再選されました。
4月8日: ジブチでイスマイル・オマル・ゲレが大統領に3選されました。
4月16日: ナイジェリアでグッドラック・ジョナサンが大統領に当選しました。
4月25日: チャドでイドリス・デビが大統領に4選されました。
10月27日: アイルランドでマイケル・D・ヒギンズが大統領に選出されました。
1[[1月6日]]: ニカラグアとグアテマラで大統領選挙が行われました。
1[[1月8日]]: リベリアで大統領選挙が行われました。
1[[1月24日]]: ガンビアで大統領選挙が行われました。
1[[1月28日]]: コンゴ民主共和国で大統領選挙が行われました。

議会選挙

3月5日-14日: 中国で第11期全国人民代表大会第4回会議が開催されました。
5月2日: カナダで総選挙が行われ、保守党が過半数を獲得しました。
6月5日: ポルトガルで議会選挙が行われました。
6月22日: フィンランドで議会が首相を選出しました。
10月9日: ポーランドで議会選挙が行われました。
10月23日: スイスで連邦議会総選挙が行われました。
11月20日: スペインで議会総選挙が行われました。
12月4日: ロシアで下院選挙が行われました。
12月17日: ガボンで議会選挙が行われました。

その他

5月26日-27日: フランスで第37回主要国首脳会議が開催されました。
8月5日: タイでインラック・シナワットが首相に選出されました。

物故者

この年、多くの著名人が亡くなりました。政治家や元政治家も多く、日本の政治史に名を刻んだ人物も含まれています。以下に主な物故者を記載します。

1月6日: ピョートル・スーミン（ロシア連邦チェリャビンスク州知事）
1月8日: イジー・ディーンストビール（チェコ元外相）
1月17日: 亀長友義（元自民党参院議員）
1月21日: 岸昌（元大阪府知事）
1月27日: 宮田早苗（元民社党衆院議員）
2月6日: ジョセファ・イロイロ（フィジー元大統領）
2月15日: 吉田廉（静岡県富士宮市長）、益田洋介（元公明党参院議員）
2月23日: 網岡雄（元民主党衆院議員）
2月27日: ネジメッティン・エルバカン（トルコ元首相）
3月1日: 瀬野栄次郎（元公明党衆院議員）
3月9日: 服部安司（元自民党衆院議員、元郵政相）
3月20日: 高林康一（元運輸事務次官）、井上敦（元共産党衆院議員）
3月31日: 藤田スミ（元共産党衆院議員）
4月2日: 小山一平（元社会党参院議員、元参院副議長）
4月4日: 笠岡喬（元自民党衆院議員）
4月22日: 中村太郎（元自民党参院議員、元労相）
4月23日: 森井忠良（元社会党衆院議員、元厚相）
5月15日: 庄司幸助（元共産党衆院議員）
5月18日: 佐藤孝行（元自民党衆院議員、元総務庁長官）
5月20日: 上田繁潔（元奈良県知事）
5月27日: 塩崎潤（元自民党衆院議員、元経済企画庁長官、元総務庁長官）
6月5日: 伊藤昌弘（元民社党衆院議員）
6月6日: 清水達雄（元自民党参院議員、元国土事務次官）
8月23日: 三浦隆（元民社党衆院議員）
9月1日: 大場啓二（東京都世田谷区元区長）
9月5日: 柴野たいぞう（元新生党衆院議員）
9月14日: 遠藤登（社民党元衆院議員、山形県天童市元市長）
9月20日: ブルハーヌッディーン・ラッバーニー（アフガニスタン元大統領）
9月26日: 大石千八（元自民党衆院議員、元郵政相）
10月20日: ムアンマル・アル＝カッザーフィー（リビア最高指導者）
10月21日: 粕谷茂（元自民党衆院議員、元北海道開発庁長官兼沖縄開発庁長官）
11月5日: 西岡武夫（民主党参院議員、参院議長）
1[[1月21日]]: 立川談志（元自民党参院議員、落語家）
11月26日: 沼田武（元千葉県知事）
12月5日: 冬柴鐵三（前公明党衆院議員、公明党元幹事長、元国土交通相）
12月17日: 金正日（北朝鮮国防委員長）
* 1[[2月18日]]: ヴァーツラフ・ハヴェル（チェコスロバキア元大統領、チェコ元大統領）

2011年は、政治の世界で激動の年でした。国内外で様々な出来事が起こり、その後の世界に大きな影響を与えました。特に日本では、東日本大震災からの復興という大きな課題に直面し、政治もその対応に追われました。この年の出来事を振り返ることで、今後の政治や国際情勢を考える上で重要な教訓を得ることができます。

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