BSデジタル号がゆく!〜ブルートレイン 九州一周の旅〜

鉄道番組『BSデジタル号がゆく!』の概要

2010年9月4日と5日に放送された『BSデジタル号がゆく!〜ブルートレイン 九州一周の旅〜』は、NHK BShiによる特別な鉄道番組です。この番組は、熊本から門司港を経て九州一周の旅をする臨時列車「BSデジタル号」から生中継されました。重要な拠点として使用されたのは門司港駅で、多くのリポーターやゲストが参加し、視聴者に九州の魅力を堪能してもらう内容が展開されました。

放送スケジュール

番組は二日間にわたって放送され、各部門は以下のスケジュールで構成されました。

• - 9月4日

- 第1部：SLが行く! 9:00 - 12:30
- 第2部：鉄道をあじわう! 14:30 - 17:00

• - 9月5日

- 第3部：旅をデザインする! 9:30 - 11:54
- 第4部：鉄道を愉しむ! 13:00 - 16:30

また、地上波でも一部内容が放送され、全国と九州地方の視聴者に向けて幅広いアプローチがされました。

メイン出演者

番組は多彩な出演者で彩られました。門司港駅からは、NHKの黒崎めぐみアナウンサーが総合司会を務め、ココリコの遠藤章造が司会を担当しました。他には、ミュージシャンの向谷実や鉄道アイドルの木村裕子、クラシックユニットのKI・O・KUも参加しました。鹿児島中央駅からは、吉田真人アナウンサーや俳優の愛華みれ、鉄道ものまね専門家の立川真司などが出演しました。BSデジタル号車内では、 NHKの永井伸一アナウンサーや鉄道アイドルの桜井せな、俳優で写真家の宍戸開が登場し、列車の旅を盛り上げました。

列車の運行経路と停車駅

「BSデジタル号」は、鹿児島本線や肥薩線、日豊本線など、九州の主要な路線を経由し、様々な停車駅に立ち寄るコースで運行されました。停車駅は以下の通りです：

• - 門司港駅
• - 熊本駅
• - 新八代駅
• - 一勝地駅
• - 人吉駅
• - 大畑駅
• - 矢岳駅
• - 真幸駅
• - 鹿児島中央駅
• - 大分駅
• - 由布院駅
• - 豊後森駅
• - 大行司駅
• - 田川伊田駅
• - 採銅所駅

この臨時列車では、一般の旅客も参加できる有料ツアー形式での乗車が許可され、多くの鉄道ファンや観光客がこの特別な旅を楽しみました。

使用車両

「BSデジタル号」では、熊本車両センターの管理下にある14系寝台客車が使われました。具体的には、スハネフ14 101、オハネ15 4、スハネフ14 11の3両が使用され、動力はDE10 1195号機をはじめとするディーゼル機関車が担当しました。特に、列車運行のために特別にデザインされた塗装やヘッドマークも用意され、地元デザイナーの水戸岡鋭治が手がけた特徴的な演出が加わりました。

関連番組

さらに、関連する番組として「絶景九州」や「SL人吉が走る」なども放送され、視聴者の鉄道への興味をさらに引き立てました。「BSデジタル号がゆく!」は、九州の美しい風景と魅力的な文化資源を再確認する良い機会となったことでしょう。

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