SoftBank 101F

ARROWS A 101Fの概要

ARROWS A 101F（アローズ エース イチマルイチエフ）は、富士通モバイルコミュニケーションズが開発した、ソフトバンクモバイルの第3世代移動通信システム対応端末です。Android 4.0を搭載したこのスマートフォンは、Sharpスシリーズに属し、2012年7月28日に正式に発売されました。

再参入

富士通はデジタルホン時代のDP-125以来14年ぶりに、ソフトバンク向けにスマートフォンを展開しました。本機は、同社のモバイルコミュニケーションズ部門の前身である東芝の社内カンパニー時代から遡ると、2009年12月に登場したSoftBank X02T以来の端末です。

設計とスペック

ARROWS A 101Fは、NTTドコモ向けのREGZA Phone T-02D（いわゆる「富士通レグザ」）をベースにしており、外装デザインや性能はほぼ同等です。ただし、101Fは900MHz帯（プラチナバンド）に対応し、ULTRA SPEEDサービスを利用できる点が特徴です。

キャッチコピー

この端末のキャッチコピーは「ULTRA SPEED 42Mbps対応 超映像美と新操作感」で、ユーザーに高速通信と新しい操作体験を提供することを訴求しています。

搭載アプリとその他の仕様

ARROWS A 101Fには、事前にインストールされた多数のアプリケーションが搭載されています。特定の機能がユーザーに便利さを提供し、日常の利用を補助しています。また、デバイスには各種センサーやデジタル機能が装備されており、利用者が快適に生活できる要素が具現化されています。

歴史とアップデート

ARROWS A 101Fの歴史は、2012年5月29日にソフトバンクモバイルからの発表を皮切りに、同年7月28日に正式発売されました。ソフトウェアの更新も行われており、特に2012年8月17日にはリセットや電源が勝手に切れる問題の改善や、指紋認証機能の精度向上が図られました。しかしながら、2017年3月31日にはアップデートの配信が停止されることとなり、その後はユーザーが端末単体でのアップデートができなくなります。もし2017年4月1日以降にアップデートを希望する場合、SoftBankの店舗に端末を持ち込み、メーカーの修理拠点でアップデートを適用してもらう必要があります。この場合は持ち込み修理扱いとなり、無償での対応が行われますが、端末に損傷があった場合は別途料金が発生する可能性もあります。

関連情報

ARROWS A 101Fは、富士通の豊かな技術背景を活かした製品であり、他の富士通や東芝製の端末と同じく、先進的な技術力が反映されています。具体的には、REGZA Phone T-02Dや後継機種のSoftBank 201Fなどがあり、後続機種ではクアッドコアCPUが搭載されています。また、イメージキャラクターとしてEXILEが起用され、CMソングには「BOW & ARROWS」が使用されています。さらに、ARROWS A 101Fに関する詳細情報は、ソフトバンクモバイルの公式サイトや富士通のリソースを通じて得ることができます。

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