T004

REGZA Phone T004



REGZA Phone T004は、東芝(現・FCNT)が開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話からauブランドで発売されたCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。型番はTS004。この端末は、東芝製としてはSoftBank 921T以来となる「REGZA」の名を冠したモデルであり、フィーチャーフォンとしては唯一の「REGZA Phone」です。SoftBank 921Tは「REGZAケータイ」として発表・発売されました。

特徴



REGZA Phone T004は、プラットフォームにBrew MPをベースに独自拡張した「KCP3.0」を採用し、チップセットには米クアルコム社製の「Snapdragon S1」(QSD8650、クロック周波数1GHz)を搭載しています。これにより、従来のKCP+端末と比較して約2.6倍の処理速度を実現しました。また、Wi-Fi WINに対応しており、別売りの無線LANカード(microSDIOカード)を装着することで利用可能でした。

沿革




主な機能・サービス



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不具合



2010年8月5日には、以下の不具合を修正するためのケータイアップデートが実施されました。

  • - EZニュースEX等の受信開始時に、基地局が切り替わるとリセットする場合がある。
  • - 卓上ホルダで充電完了後、外部接続端子にアダプタを接続して充電すると充電されない場合がある。
  • - 「ROM Test 0 Failure」と表示され、電源オンオフを含めたすべての操作が不能になる場合がある。

2010年10月14日には、以下の不具合を修正するためのケータイアップデートが実施されました。

  • - Eメールを自動受信しない場合がある。

関連項目



  • - 東芝REGZA Phone T004の開発元。
  • - JMP-T004:T004のJALマイルフォン仕様の同型機種。
  • - REGZA東芝のブランド名。
  • - REGZA Phone:REGZAブランドを冠した携帯電話
  • - 921T:ソフトバンク向けのREGZAケータイ。
  • - Wi-Fi無線LAN規格。
  • - Wi-Fi WINKDDIWi-Fiサービス。
  • - S004:T004と同様にSnapdragonとKCP3.0を搭載したソニー・エリクソン(現・ソニー)製の端末。
  • - X-RAY (TSX06):本機種をベースとしたiida端末で、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(現・FCNT)製。
  • - T008:T004およびX-RAYをベースとした端末。REGZA Phoneシリーズには含まれませんが、T004の流れを汲んでいます。富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(現・FCNT)製。



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外部リンク



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