WINDY智美について
WINDY智美(ウィンディともみ)は、
1976年8月24日生まれの日本の
女性総合格闘家であり、
キックボクサーでもあります。彼女の本名は砂庭 智美(すなば ともみ)で、
青森県三戸郡に故郷を持っています。彼女は
パンクラスism/AJジムに所属し、キャリアの初期には風智美やウィンディ智美というリングネームでも知られていました。
来歴
WINDY智美は、若い頃から体育に親しんでいました。小学6年生から空手を学び、その後中学・高校と陸上部に属し、身体能力を高めていきました。
日本女子体育短期大学に進学すると、
極真会館や
正道会館の全国大会で上位に入賞する実績を積みました。これらの経験が、彼女の格闘技の基礎を築くことになります。
1999年4月29日、彼女はJd'での高橋洋子との
キックボクシングマッチでプロデビューを果たしました。そこから、WINDYは
総合格闘技の舞台にも挑戦し、
2002年の
スマックガールでの金子真理との対戦では判定勝利を収めます。しかし、試合は順風満帆ではなく、
2003年にはオランダでの「RISING SUN」にてキムに判定負けを喫し、続いて
辻結花にも敗れました。
重要な瞬間の一つとして、
2007年には
コスタリカでのBodogFightで右足首を骨折し、試合がドクターストップとなる一幕もありました。入院生活を経て、約4か月後に復帰し、
2008年1月30日には
パンクラスで富松恵美にTKO勝ちを収めるという素晴らしい再起を果たしました。
2010年代に入ると、WINDYはさらに多くの名勝負を重ねます。特に、
2010年2月には
VALKYRIE 04で吉田正子にリベンジを果たし、3-0の判定勝ちを収めました。また、
イタリアでのXC-1ではマリア・エリザベート・タバレスを相手にハイキックによるKO勝ちを果たすなど、国際舞台でもその実力を証明しています。
2011年、彼女は
パンクラスのメインイベントに登録され、
V.V Meiと対戦しました。この試合は女子の試合が
パンクラスのメインイベントを飾る初めてのケースで、高い注目が集まりましたが、WINDYは0-2で判定負けを喫しました。
2012年には
パンクラスにて石岡沙織と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負けを喫。在籍中の試合を経た後、彼女は現役を引退しました。引退セレモニーでは、特製ベルトが贈られるなど、そのキャリアに対する敬意が示されました。
そして、2017年の
ハードヒット・新木場大会において、約5年ぶりにリングに復帰し、関友紀子と対戦しました。彼女の復帰は、多くのファンから歓呼をもって迎えられ、WINDY智美の格闘技の旅は続いています。
戦績
WINDY智美は、
総合格闘技と
キックボクシングの両方で数々の試合をこなしています。彼女は特に、IKMF東洋女子
バンタム級王座を獲得したことが際立ちます。
常に新たな挑戦と経験を積んでおり、彼女の技術は進化し続けています。
多くの試合で高いパフォーマンスを発揮し、ファンを魅了し続けています。
その技術は非常に巧みで、多くの選手と戦う中で洗練されていきました。
獲得タイトル
WINDY智美は、数々の試合を通じて、日本の
女性格闘技界において重要な存在となり、これからもその活躍が期待されます。