下妻駅

下妻駅

下妻駅は、茨城県下妻市下妻乙にある関東鉄道常総線の駅です。下妻市の代表駅であり、市の中心市街地、砂沼広域公園、小貝川ふれあい公園、やすらぎの里下妻などの最寄り駅として利用されています。

歴史

下妻駅は、1913年（大正2年）11月1日に常総鉄道の駅として開業しました。その後、1945年（昭和20年）に筑波鉄道（初代）との合併により常総筑波鉄道の駅となり、1965年（昭和40年）には鹿島参宮鉄道との合併を経て関東鉄道の駅となりました。2009年（平成21年）3月14日にはICカードPASMOの利用が開始されています。

駅構造

駅は複合式2面3線の地上駅で、関東鉄道の直営駅です。取手方面には構内踏切があり、駅舎は西側にのみありますが、東西を結ぶ跨線橋が設置されています。駅構内では列車の交換や夜間滞泊が行われます。

のりば

運行形態

上り（石下・水海道・守谷・取手方面）

日中は概ね1時間に1～3本の普通列車が運行しており、一部時間帯には快速列車が停車します。当駅始発の列車や水海道駅で乗り換えて取手駅へ向かう列車も設定されています。

下り（下館方面）

日中は概ね1時間に2本の普通列車が運行しており、一部時間帯には快速列車が停車します。

利用状況

2022年度の1日平均乗降人員は1,631人です。近年では2003年に乗車人員が最も落ち込みましたが、2005年の首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス開業以降、利用客は回復傾向にあります。

駅周辺

駅の西側は、通称「栗山」と呼ばれる地域に接しており、旅館や商店が並ぶ商店街となっています。下妻市街は全体的に衰退傾向にありますが、駅南側の国道125号沿いにはロードサイド店舗が集積しています。駅東側は新市街地として、市役所、郵便局、銀行、学習塾などが点在しています。駅周辺には高等学校が2校あります。「イオンモール下妻」は駅から2.6km離れた場所にありますが、周辺地域で最も集客力のある商業施設となっています。

主な周辺施設

国道125号
下妻市役所
下妻郵便局
下妻砂沼郵便局
下妻消防署
砂沼
砂沼サンビーチ
多賀谷城跡（下妻城跡）
親鸞聖人霊蹟
千静神社
茨城県立下妻第一高等学校・附属中学校
茨城県立下妻第二高等学校
下妻市民文化会館
下妻市民俗資料館
筑西公共職業安定所下妻出張所（ハローワーク下妻）
イオンモール下妻

バス路線

駅前広場には関東鉄道下妻車庫があり、以下のバス路線が発着しています。

関東鉄道

北条経由 土浦駅行き
[71]田中・つくばセンター経由 学園並木行き
石下駅〜下妻駅線（石下駅発の片方向運転のため、下妻駅発の便はなし）

筑西・下妻広域連携バス

関城支所前経由 川島駅行き（関東鉄道で受託運行）

下妻市コミュニティバス「シモンちゃんバス」

ビアスパークしもつま行き（関東鉄道で受託運行）
小貝川ふれあい公園行き（関東鉄道で受託運行）

廃止されたバス路線

関鉄パープルバスの運転免許センター方面（わかば号古河・下妻・下館ルート）は2020年2月1日に廃止。
茨城急行自動車（茨急）の古河駅方面の路線は2003年に廃止。
1990年代初頭頃までは、上岩井・野田市経由で北越谷駅まで運行していた路線も存在。
期間限定で茨城観光自動車（茨観）の路線も存在。
JRバス関東の東古河妻線・南筑波線「下妻上町」バス停は2006年3月31日に廃止。

隣の駅

関東鉄道

■常総線

■快速: 石下駅 - 下妻駅 - 下館駅
■普通: 宗道駅 - 下妻駅 - 大宝駅

脚注

関連項目

日本の鉄道駅一覧
東京直結鉄道
下妻物語

外部リンク

* 下妻駅 | 駅案内 - 関東鉄道

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