神武寺駅

神武寺駅 (じんむじえき)

神武寺駅は、神奈川県逗子市池子二丁目に位置する京浜急行電鉄逗子線の駅です。駅番号はKK52。

歴史

1931年（昭和6年）4月1日：京浜電気鉄道により、現在地より約300m六浦駅寄りに仮駅として開業。
1936年（昭和11年）6月11日：駅に昇格。
1942年（昭和17年）5月1日：東京急行電鉄（大東急）の駅となる。
1944年（昭和19年）9月1日：現在地に移転。
1948年（昭和23年）6月1日：京浜急行電鉄の駅となる。
1999年（平成11年）7月31日：ダイヤ改正により、京急蒲田-新逗子間の急行を廃止。
2006年（平成18年）7月ごろ：旧駅舎が撤去され、仮駅舎での営業を開始。
2007年（平成19年）3月24日：新駅舎が完成。
2008年（平成20年）10月1日：米軍池子住宅敷地内に改札口（米海軍口）設置。
2010年（平成22年）5月16日：ダイヤ改正により新設されたエアポート急行の停車駅となる。

駅構造

8両編成に対応した相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。駅構内は緩やかなカーブを描いており、上りホーム（2番線）では列車とホームの間に隙間が開いている箇所があります。

駅舎は1番線ホームの六浦方に位置し、2番ホームへは六浦方の端にある構内踏切（遮断機・警報機あり）で連絡しています。旧駅舎は長らく木造でしたが、2006年7月頃に撤去され、仮駅舎を経て2007年3月24日に新駅舎が完成しました。新駅舎にはホームへのスロープが設置されています。2008年10月1日には、米軍池子住宅地区内にアメリカ軍関係者専用の改札口（米海軍口）が設けられました。

駅の北側では、金沢八景駅付近から横須賀線逗子駅へ続く総合車両製作所専用線が上り線から分岐しています。この専用線は、総合車両製作所横浜事業所で製造または改造された車両の搬出入に使用され、逗子駅から全国へ甲種輸送されます。また、日本車輌製造や川崎車両で製造された京急・京成向けの車両は、逗子駅まで甲種輸送された後、このルートを通って京急線に入線し、台車を標準軌用のものに交換されます。

のりば

利用状況

2021年（令和3年）度の1日平均乗降人員は5,283人であり、京急線全72駅中68位です。

駅周辺

駅の東側は住宅街、西側は米軍池子住宅となっています。鷹取山や神武寺への最寄りの駅であり、ハイキングシーズンには多くの登山客や参拝客で賑わいます。

米軍池子住宅 - 5月に開放日あり
逗子市立第一運動公園 - 京急旧600形が保存、夏季限定営業の屋外プール
逗子市高齢者センター
逗子池子郵便局
鷹取山
神武寺
理科ハウス - 世界一小さな科学館

バス路線

駅前の県道205号線上に「神武寺駅」バス停があり、京浜急行バスが運行しています。

北方向
逗30 - アザリエ循環（アザリエ3期経由）
逗31 - アザリエ循環（笹倉先回り） ※朝のみ
逗32 - アザリエ循環（アザリエ2期先回り） ※夕方のみ
南方向
逗30・逗31・逗32 - 逗子駅行

隣の駅

京浜急行電鉄

逗子線
■特急・■急行・■普通
六浦駅 (KK51) - 神武寺駅 (KK52) - 逗子・葉山駅 (KK53)

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