西新井駅

西新井駅について

西新井駅は、東京都足立区西新井栄町二丁目にある東武鉄道の駅です。駅番号はTS 13で、伊勢崎線と大師線が乗り入れています。伊勢崎線は「東武スカイツリーライン」という愛称区間に含まれており、大師線は当駅が起点となっています。

歴史

1899年（明治32年）8月27日：東武鉄道の北千住駅 - 久喜駅間が開通した際に開設されました。
1966年（昭和41年）12月15日：駅構内で列車衝突事故が発生し、7名が死亡、多数の負傷者が出ました。
1972年（昭和47年）8月15日：東武鉄道初の自動改札機が試験的に設置されました。本格導入までの間、東武鉄道で自動改札機が設置されていたのは当駅のみでした。
1973年（昭和48年）11月23日：駅ビル「トスカ西館」が開業しました。
1981年（昭和56年）4月21日：「トスカ東館」が開業しました。
2005年（平成17年）3月31日：改札口とホームを結ぶエレベーターが使用開始となり、バリアフリー対応トイレが新設されました。また、下り線ホームにあったトイレは撤去されました。
2010年（平成22年）3月17日：伊勢崎線ホームに発車メロディが導入されました。
2012年（平成24年）3月17日：駅番号「TS 13」が設定されました。
2018年（平成30年）7月1日：「トスカ西館」が閉館しました。

駅構造

地上駅であり、島式ホーム3面6線を有しています。橋上駅舎で、伊勢崎線は2面4線を使用し、方向別複々線となっています。これにより、急行線と緩行線で対面乗り換えが可能です。ホームの梅島寄りには、転線可能な片渡り線が設置されており、THライナーが使用しています。大師線ホームは1面2線で、通常は1番線が使用されますが、西口再開発工事のため、2023年2月1日より2番線からの発着に変更されています。改札口は1か所ですが、大師線ホームに入る部分には中間改札があります。

駅設備

エレベーター：2005年（平成17年）3月31日、各ホーム竹ノ塚寄りにエレベーターが設置されました。
バリアフリー対応トイレ：改札口レベルに新設されました。
発車メロディ：伊勢崎線ホームには車掌リモコン操作による発車メロディが導入され、大師線ホームには「Passenger」の発車メロディが導入されています。
2022年（令和4年）9月24日：新しい西口が開業し、エレベーターとエスカレーターが新設されました。旧西口は駅ビル解体工事が進んでいます。

運行状況

伊勢崎線：上り列車は、ピーク時には1時間に37本が発車し、関東私鉄で最大の本数を誇ります。
駅名標：隣接駅名は急行線と緩行線で分かれており、新越谷駅と草加駅も同様です。
大師線：線路はかつて駅南方の西新井工場に接続していましたが、2004年4月に工場は移転しました。大師線の0キロポストは、2番線ホームに面していない線路脇にあります。

駅の施設

立ち食いラーメン：伊勢崎線下りホームに「西新井らーめん」があります。

利用状況

2022年度の1日平均乗降人員は58,836人です。これは伊勢崎線・大師線間の乗り換え客を含まない数値です。伊勢崎線の駅では春日部駅に次ぐ7位の乗降客数です。

周辺施設

西新井大師：関東三大師の一つで、大師線の隣駅である大師前駅が最寄です。
駅の東西自由通路：24時間通行可能です。
西口：バスターミナルがあり、再開発事業も行われています。

バス路線

足立区コミュニティバス「はるかぜ」を含む複数の路線バスが発着します。運行事業者は、東武バスセントラル、東京都交通局、国際興業バス、日立自動車交通です。

その他

駅名の由来：地名の「西新井」は複合語ではありません。
ローマ字表記：駅名表記はハイフンなしの「Nishiarai」です。

隣の駅

東武スカイツリーライン
急行・区間急行・準急・区間準急：北千住駅 - 西新井駅 - 草加駅
普通：梅島駅 - 西新井駅 - 竹ノ塚駅
大師線
* 西新井駅 - 大師前駅

もう一度検索