赤羽西

赤羽西について

東京都北区に位置する赤羽西は、地域が定義された町名であり、住居表示が施行済みのエリアです。具体的には、赤羽西一丁目から赤羽西六丁目までの丁目で構成されています。

地理

赤羽西は北区の北西部にあたり、周辺には赤羽台や赤羽、赤羽南、中十条、十条仲原、西が丘、さらには板橋区の蓮沼町や小豆沢と接しています。この地域は、北区北西部の台地に広がっており、東西に長い町域が特徴です。町の東側にはJRの鉄道路線が南北に走っており、最寄りの赤羽駅は近隣に位置しています。また、西部には旧陸上自衛隊の施設が転用された赤羽西五丁目の自然観察公園があります。

河川

かつて稲付川が町域の南側を流れており、隅田川に合流していましたが、1967年に開始された工事により暗渠化されました。

地価

2023年1月1日の公示地価によると、赤羽西1-26-15の地点で55万5000円/m²、赤羽西3-35-16で45万3000円/m²となっています。これにより、住宅地としての一定の価値を示しています。

歴史

赤羽西は元々赤羽村の一部であり、1871年に浦和県から東京府北豊島郡に編入されました。1889年には岩淵町の一部となりましたが、その後の合併を経て現在の北区に属しています。再開発の請願は昭和30年代に始まり、1976年から町の整備計画が進み、1986年には高層住宅に関する第1期事業が完了しました。さらに、1988年にはイトーヨーカ堂の出店計画が提出され、1992年のオープンが予定されました。

世帯数と人口

2023年1月1日現在の赤羽西の世帯数と人口は、東京都の発表に基づく最新のデータで確認できます。人口は国勢調査によって記録されており、この地域の住民構造を理解する手助けとなります。

学区

2023年10月時点で区立小中学校に通う場合の学区は、赤羽西に居住する子どもたちにとっての重要な情報です。学区の情報は、地域の教育環境を考慮する際に欠かせません。

事業所

2021年の経済センサス調査に基づくと、赤羽西には一定の数の事業所があり、従業員数も把握されています。これは地域経済における雇用状況を理解する手助けとなるでしょう。

交通

赤羽には東日本旅客鉄道（JR東日本）の赤羽駅が存在し、埼京線、京浜東北線、宇都宮線、高崎線、上野東京ライン、湘南新宿ラインが利用可能です。また、都営地下鉄三田線の本蓮沼駅も近隣にあります。さらに、国際興業バスが運行され、数本の主要道路（東京都道445号常盤台赤羽線、455号本郷赤羽線、460号中十条赤羽線）も通っています。

施設

赤羽西には、北区立稲付中学校や赤羽自然観察公園、赤羽スポーツの森公園、ナショナルトレーニングセンター、北区立島下公園といった様々な施設があります。これらは地域住民の生活を豊かにする重要なインフラです。

その他

赤羽西の郵便番号は115-0055で、赤羽郵便局が集配局となっています。また、近隣にはかつての十条駐屯地や東京兵器補給廠の跡地もあり、地域の歴史を感じさせる要素となっています。

もう一度検索