釜谷駅

釜谷駅（かまやえき）

釜谷駅は、北海道上磯郡木古内町釜谷に位置する道南いさりび鉄道線の駅です。駅番号はsh04で、電報略号はマヤです。かつては日本国有鉄道（国鉄）、JR北海道の駅でしたが、2016年からは道南いさりび鉄道の駅となりました。駅の事務管理コードは▲141407です。

歴史

• - 1930年（昭和5年）10月25日: 国有鉄道上磯線の駅として開業しました。当時は一般駅として機能していました。
• - 1936年（昭和11年）11月10日: 上磯線が江差線に改称されました。
• - 1949年（昭和24年）6月1日: 日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道（国鉄）に継承されました。
• - 1970年（昭和45年）12月12日: 貨物・荷物扱いが廃止され、駅員無配置駅となり、簡易委託化されました。
• - 1987年（昭和62年）4月1日: 国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道（JR北海道）に継承されました。
• - 1986年（昭和61年）12月23日: 貨車を改造した駅舎に改築されました。
• - 1988年（昭和63年）3月13日: 海峡線（津軽[[海峡線]]）が開業し、当駅を含む江差線の五稜郭駅 - 木古内駅間が電化されました。駅構内の有効長が拡大され、交換設備や跨線橋が設置されました。
• - 2012年（平成24年）4月26日: 広島貨物ターミナル発札幌貨物ターミナル行きの貨物列車が、釜谷駅のポイント付近で脱線し、その後復線する事故が発生しました。
• - 2016年（平成28年）:

- 3月26日: 北海道新幹線新青森駅 - 新函館北斗駅間が開通し、当駅を含む江差線の五稜郭駅 - 木古内駅間がJR北海道から経営分離され、道南いさりび鉄道の駅となりました。
- 10月8日: 台風10号で破損した駅名標がオークションに出品されることが報道されました。

駅名の由来

駅名は、所在地名に由来します。地域名はアイヌ語の「カマヤペッ」（平たい岩の岸の川）、または「オカマヤウンペッ」（川尻の平たい岩のある川）に由来するとされ、いずれも「平岩があった」ことに因むとされています。

駅構造

釜谷駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホーム間の移動は、五稜郭方面の構内踏切を使用します。以前は単式ホーム1面1線でしたが、海峡線開通に伴い交換設備が新設されました。駅舎はワム80000形貨車を改造したものが使用されています。

JR時代は木古内駅管理の簡易委託駅で、駅舎の一角で地元住民が乗車券を販売していました。道南いさりび鉄道に移管後も簡易委託は継続されています。営業時間は概ね7:30～11:30で、日曜日は休業です。乗車券は木古内、五稜郭、函館の各駅までの区間のみ販売しています。

七重浜駅と共に、国鉄時代から「車両がきれいに見える」撮影スポットとして知られていますが、無断で線路に降りての撮影や、ホームの白線外に三脚を立てるなどのマナー違反が多発しています。道南いさりび鉄道は2016年8月10日から両駅のホームに注意書きを掲示し、マナー順守を呼び掛けています。

のりば

駅周辺

• - 国道228号
• - 釜谷簡易郵便局
• - 前浜海水浴場
• - 伊勢鉢山
• - 函館バス「釜谷駅前」停留所

隣の駅

道南いさりび鉄道

■道南いさりび鉄道線

泉沢駅 (sh03) - 釜谷駅 (sh04) - 渡島当別駅 (sh05)

脚注

注釈

出典

新聞記事

関連項目

• - 日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

• - 釜谷駅 - 道南いさりび鉄道

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