アルペン長野号

アルペン長野号について

アルペン長野号は、大阪府大阪市と長野県長野市を結ぶ高速バス路線です。この路線は、アルピコ交通によって運行されており、大阪支社と長野支社が共同で担当しています。利用者はインターネットを通じて予約することが可能で、関西地区からの電話予約は阪急バスが窓口となっています。

運行は1日2往復で、昼行便と夜行便がそれぞれ1往復ずつ運行されています。運行経路には、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）から大阪梅田、新大阪、千里ニュータウンなどを経由し、名神高速道路、東名高速道路、中央自動車道、長野自動車道を通って長野市へと至ります。夜行便のみ停車する停留所も存在します。

運行会社と予約

• - 運行会社: アルピコ交通（長野支社・大阪支社）
• - 予約: インターネット予約が可能。関西地区からの電話予約は阪急バスが受付。
• - その他: 冬季や高速道路の集中工事期間中は、安全のため2人乗務となる場合があります。

運行本数

• - 1日2往復（昼行1往復、夜行1往復）

運行経路

☆印は夜行便のみ停車します。

• - ☆ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
• - 大阪梅田（阪急三番街[[高速バスターミナル]]）
• - 新大阪（阪急高速バス新大阪ターミナル）
• - 千里ニュータウン（北大阪急行桃山台駅）
• - ☆千里中央
• - ☆京都駅前
• - 京都深草
• - <名神高速道路 - 東名高速道路 - 中央自動車道 - 長野自動車道>
• - ☆長野道麻績インター
• - 長野道姨捨
• - ☆長野道更埴インター
• - 長野インター前
• - 川中島古戦場
• - 丹波島橋南
• - 長野バスターミナル
• - 長野駅前

休憩箇所

昼行便

• - 長野行：草津PA、内津峠PA、梓川SA
• - 大阪行：梓川SA、恵那峡SA、草津PA

夜行便

• - 上下便とも：草津PA、筑北PA

歴史

アルペン長野号は、1989年12月22日に阪急バスと川中島バス（当時）の2社によって運行が開始されました。その後、路線の拡張や停留所の新設・廃止、運行体制の変更などを経て、現在の形に至っています。

• - 1989年12月22日: 阪急バスと川中島バス（当時）の2社で運行開始。
• - 1993年3月26日: 長野道乗せ替えにより、一部停留所を新設・廃止。
• - 1998年1月15日: 新たな停留所（京都駅前、京都深草、麻績IC、丹波島橋南）を新設。
• - 1999年2月1日: 停留所「千里中央」を新設。
• - 2001年10月5日: 昼行便の運行を開始。
• - 2005年2月17日: 運賃値下げと同時にワンマン化、ダイヤ変更を実施。隔日運行に変更。
• - 2006年4月15日: 停留所「ホテルメトロポリタン長野」を新設。
• - 2006年10月1日: 停留所「川中島古戦場」を新設。
• - 2009年4月1日: 停留所「ホテルメトロポリタン長野」を廃止。
• - 2010年2月15日〜26日: 運行開始20周年を記念して、片道運賃割引キャンペーンを実施。
• - 2010年11月23日: 経路変更。
• - 2011年2月18日〜4月17日: 川中島バス単独による朝発便運行。
• - 2013年7月13日: 全便をアルピコ交通の運行に変更。
• - 2016年10月1日: 一部便をアルピコ交通大阪担当便に割り当て。
• - 2017年7月1日: 夜行便の運行区間をUSJまで延長し、一部停留所を廃止。
• - 2019年6月1日: 運賃改定。
• - 2020年4月16日: 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当面の間運休。

車両・サービス

• - 車両: 昼行便・夜行便ともに、原則として独立3列シート車両が使用されています。
• - サービス: 車内にはお湯、ティーバッグのお茶、インスタントコーヒーが用意され、冷蔵庫には紙パックのお茶があります。かつてはビデオ放映やイヤホンで音楽を聴けるサービスがありましたが、現在は廃止されています。
• - その他: 夜行便では、早朝の開放休憩は行われませんが、深夜の開放休憩は実施されます。

その他

• - 夜行便は、他のバス路線（湯田中・長野 - 京都・大阪/USJ・神戸線、青春ドリーム信州号）と競合関係にあります。

関連項目

• - アルペン松本号
• - アルペン諏訪号
• - アルペン伊那号

外部リンク

• - 阪急バス 大阪・京都 - 長野
• - アルピコ交通 大阪・京都 - 長野

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