シャボン玉ボンボン

シャボン玉ボンボンとは

『シャボン玉ボンボン』は、1973年1月6日から4月14日まで日本テレビ系列で放送されたバラエティ番組で、全15回のエピソードが制作されました。放送は毎週土曜日の19:30から20:00までの約30分間で行われました。この番組は、前身である『ぎんぎら!ボンボン!』をリニューアルしたもので、引き続き牛乳石鹸が一社提供を行っていました。

番組の構成と特徴

新たなスタートを切った『シャボン玉ボンボン』では、人気コメディアンの萩本欽一が司会を務め、志村けんも出演していましたが、相方は失踪したいやま淳に代わり福田正夫に変更されました。毎回、2組の歌手がゲストとして登場し、ゲストは家族やマネージャーとともにチームを組んで、音楽に関するクイズに挑む場面が特徴でした。

クイズの結果、誤答した場合はゲストが付けヒゲやハゲかつらなどを装着する罰ゲームがあり、視聴者にとっては笑いを誘う要素となっていました。また、「欽ちゃんのアクト講座」という専用コーナーや、マックボンボンによるコントのセクションも用意されていましたが、これらのコーナーは3月10日の放送をもって終了し、その後はより多くの歌手によるパフォーマンスを前面に押し出した歌謡番組へと移行しました。

放送のスタイル

この番組は公開形式で放送されており、観客の前でリアルタイムに進行されました。1978年には牛乳石鹸の社史にこの番組の写真が掲載されており、公開番組であったことが示されています。ステージ上部には「シャボン玉」の文字があり、その下には「ボン」「ボン」と表示されていました。スポンサー名である「牛乳」「石鹸」は、乳牛マークを挟んで掲示され、視覚的にも印象に残る形となっていました。

放送局

当番組は日本テレビを制作局とし、札幌テレビ、青森放送、テレビ岩手、秋田放送、山形放送、宮城テレビ、福島中央テレビ、北日本放送、福井放送、山梨放送、名古屋テレビ、よみうりテレビ、日本海テレビ、山口放送、四国放送、西日本放送、南海放送、高知放送、福岡放送、テレビ大分といった地域局でも放送されました。

関連作品

この番組と関連する作品には、前述した『ぎんぎら!ボンボン!』や、後の『シャボン玉ホリデー』、さらに『シャボン玉サタデー』があります。これらの番組は、同じようなバラエティのスタイルや要素を持ちながら、多様なアプローチで視聴者に楽しさを提供していました。『シャボン玉ボンボン』はその独自のスタイルと笑いに満ちた内容で、多くの視聴者に愛された番組の一つとして記憶されています。

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