チベット航空

チベット航空について

チベット航空（Tibet Airlines）は、チベット自治区のラサに本拠地を置く航空会社です。チベット語では「བོད་ལྗོངས་མཁའ་འགྲུལ།」、中国語では「西藏航空公司」と表記します。

沿革

2010年に設立され、翌2011年7月26日に最初のフライト（ラサ～ガリ間）を運航開始しました。比較的新しい航空会社でありながら、チベット自治区の重要な交通インフラとしての役割を担っています。

主な就航都市

チベット航空は、チベット文化圏を中心に、中国各地、そして国際線にも路線を展開しています。

チベット文化圏

ラサ（拉薩市）：ラサ・クンガ空港をハブ空港としています。
シガツェ（日喀則）：シガツェ・和平空港
ガリ（阿里）：ガリ・グンサ空港
ニンティ（林芝）：ニンティ・メンリン空港
チャムド（昌都）：チャムド・バンダ空港
ジェクンド（玉樹）：玉樹巴塘空港
ゴルムド（格爾木）：ゴルムド空港
シャングリラ（香格里拉）：デチェン（廸慶）・シャングリラ空港

中国本土

成都：成都双流国際空港（準ハブ空港）
重慶：重慶江北国際空港（準ハブ空港）
西安：西安咸陽国際空港（準ハブ空港）
上海：上海虹橋国際空港
北京：北京首都国際空港
昆明：昆明長水国際空港
蘭州：蘭州中川空港
深圳：深圳宝安国際空港
ハルビン：ハルビン太平国際空港
瀋陽：瀋陽桃仙国際空港
三亜：三亜鳳凰国際空港

国際線

カトマンズ：トリブバン国際空港（ネパール）
サムイ島：サムイ空港（タイ）
ヘルシンキ：ヘルシンキ・ヴァンター国際空港（フィンランド）
香港：香港国際空港（2019年11月就航予定）

機材

2018年11月時点での保有航空機は以下の通りです。

エアバスA319-115：21機
エアバスA320-200：6機
エアバスA330-200：5機

チベット航空は、エアバス社製の航空機を中心に運航を行っています。

その他

チベット航空は、チベット自治区における主要な航空会社であり、観光やビジネスにおける重要な役割を担っています。チベットへのアクセス手段としてだけでなく、中国国内の主要都市への移動手段としても利用されています。

外部リンク

チベット航空公式ウェブサイト（中国語）

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