合江県

合江県(ごうこう-けん)



合江県は、中華人民共和国四川省瀘州市に位置する県です。

地理



合江県は長江上流、四川盆地辺縁部の赤水河の合流地点に位置しています。北東部は重慶市江津区、南は貴州赤水市及び習水県、西は瀘州市竜馬潭区及び納渓区、南西は叙永県とそれぞれ接しています。地勢は南が高く北が低いのが特徴で、県内には婁山山脈が位置しています。

歴史



合江県の歴史は古く、前115年(元鼎2年)に前漢により犍為郡に設置された符県を前身とします。朝が成立すると、符県は符信県と改称されましたが、後漢により符節県、西晋により再び符県と改称されました。347年(永和3年)には、東晋により安楽県と改称され、益州東江陽郡の管轄となりました。

南北朝時代に入ると、南朝宋により安楽県は一旦廃止されましたが、南朝斉により再び安楽県、安楽戍が設置されました。564年(保定4年)に、北周は安楽戍を廃止し、合江県を設置しました。

564年、南朝梁により瀘州江陽郡の下に合江県が設置され、現在に至ります。

行政区画



現在、合江県は以下の街道とを管轄しています。

街道: 符陽街道、臨港街道
: 望竜、白沙、先市、堯壩、九支、鳳鳴、榕山、白鹿、甘雨、福宝、先灘、大橋、車輞、白米、法王寺、神臂城、石竜、真竜、茘江

交通



合江県内の交通は、高速道路道が整備されています。

高速道路: 蓉遵高速道路(成瀘高速道路を兼ねる)
道: 308

健康・医療・衛生



合江県には、以下の主要な医療機関があります。

合江県人民医院
合江県中医医院

関連項目



四川料理:合江県もその影響を受けている。
四川盆地、成都平原:地理的な位置関係。
四川大地震、四川地震 (2013年):四川省で発生した主な地震。
成渝経済区:合江県も含まれる経済圏。
在重慶日本国総領事館:管轄区域に合江県(四川省)を含む。

外部リンク



(外部リンクは略)

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