外苑東通り

外苑東通りについて

外苑東通りは、東京都新宿区の鶴巻町交差点から港区の飯倉交差点に至る、都道319号線の一部区間の通称です。この道路は、神宮外苑の東側を通過することから「外苑東通り」と名付けられました。都心部を南北に縦断する主要な幹線道路であり、周辺には多くの駅や施設が存在します。

概要

外苑東通りは、全線が東京都道319号環状三号線（支線を含む）に属しています。起点の鶴巻町交差点は新[[目白通り]]と接続し、終点の飯倉交差点は国道1号線と交わります。途中、青山一丁目交差点の南で環状三号線から分岐し、支線へクランク状に接続する箇所があります。新宿区の弁天町から市谷仲之町にかけては、片側一車線区間となっており、現在拡幅工事が進められています。

東京都は、2012年2月に、南青山から六本木までの約1km区間について、道路幅を18メートルから25メートルに拡幅する計画を発表しました。この計画では、車道を4車線に拡げ、両側の歩道を4メートル幅に拡幅するほか、電線類の地中化や街路樹の植栽も行う予定です。事業費は約206億円で、2017年度までの完成を目指していましたが、工事は遅延している可能性があります。

区間

外苑東通りは、以下の主要な交差点や通りと接続しています。

鶴巻町 新[[目白通り]]（東京都道8号千代田練馬田無線）
弁天町 早稲田通り
市谷柳町 大久保通り（東京都道433号神楽坂高円寺線）
合羽坂 靖国通り（東京都道302号新宿両国線）
四谷三丁目 新宿通り（国道20号）
権田原 東京都道414号四谷角筈線
青山一丁目 青山通り（国道246号）
（青山ツインビル裏） 東京都道319号（環状3号線）
乃木坂 赤坂通り（東京都道413号赤坂杉並線）
六本木 六本木通り（東京都道412号霞ヶ関渋谷線）
飯倉片町 麻布通り（東京都道415号高輪麻布線）
飯倉 桜田通り（国道1号）

東京都内では、港区海岸までを「外苑東通り」と呼ぶ場合もあります。

近接する主な路線・駅

外苑東通り沿いには、以下の駅があります。

牛込柳町駅（都営地下鉄大江戸線）
曙橋駅（都営地下鉄新宿線）
四谷三丁目駅（東京メトロ丸ノ内線）
信濃町駅（JR中央・総武緩行線）
青山一丁目駅（東京メトロ銀座線・東京メトロ半蔵門線）
乃木坂駅（東京メトロ千代田線）
六本木駅（東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線）

これらの駅は、外苑東通りを利用する人々にとって、非常に便利なアクセスポイントとなっています。

注意点

港区が設置した案内地図において、六本木6丁目11-1（六本木 蔦屋書店前）付近の車道側に「319外苑東通り」と誤った表記が見られます。この表記は2019年から存在しており、注意が必要です。

関連項目

外苑西通り

外苑東通りは、都心部の交通を支える重要な道路であり、周辺の様々な施設や駅へのアクセスに利用されています。また、拡幅工事によって、今後ますます利便性が向上することが期待されています。

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