宮崎町 (薩摩川内市)

宮崎町（みやざきちょう）

宮崎町は、鹿児島県薩摩川内市の西部に位置する町です。旧川内市の一部であり、郵便番号は895-0013です。2020年10月1日現在、人口は3,687人、世帯数は1,647世帯となっています。

地理

宮崎町は、薩摩川内市の西部に位置し、川内川水系の宮崎川下流域に広がっています。赤沢津、宮崎、原の3つの集落から構成され、東部は権現原へと続く台地上にあります。北から西にかけて平佐町、南に百次町、西には勝目町、隈之城町、向田町と隣接しています。

この地域を南北に九州新幹線が走り、町内には川内新幹線車両センターがあります。かつては新幹線鉄道事業部も敷地内にありました。また、鹿児島県道36号川内郡山線が南北に、鹿児島県道336号山田隈之城線が東西に走り、交通の便も良い地域です。

字名の由来

「宮崎町」という地名は、川内町大字東手の旧小字名である「宮崎」に由来しています。

歴史

宮崎町の歴史は、1940年（昭和15年）2月10日に鹿児島県告示により、旧川内町大字東手の一部が分離し、「宮崎町」として新たに設置されたことから始まります。この時、横枕、江川口、清水田などを含む多くの小字が宮崎町に編入されました。翌1940年2月11日には、川内町が単独で市制を施行し川内市となりました。

2004年（平成16年）10月12日には、川内市を含む周辺の8町村が合併し、薩摩川内市が誕生しました。この合併協議会では、旧川内市の町名・字名はそのまま引き継がれることが決定し、宮崎町は薩摩川内市の一部として現在に至ります。

字域の変遷

宮崎町の区域は、旧川内町の一部であったものが、市町村合併を経て薩摩川内市の一部となりましたが、その範囲は維持されています。

文化財

市指定

森殿原の宝塔（有形文化財（歴史資料））

人口

国勢調査によると、宮崎町の人口は以下の通り推移しています。

1995年以降の人口推移のデータは省略

施設

公共

宮崎原自治公民館

寺社

矢奉射神社
仏命寺

その他

九州旅客鉄道川内新幹線車両センター

小・中学校の学区

薩摩川内市立の小・中学校への通学区域は、以下の通りです。

学区に関する詳細な情報は、薩摩川内市教育委員会の資料を参照してください。

交通

道路

主要地方道

鹿児島県道36号川内郡山線

一般県道

鹿児島県道336号山田隈之城線

出身人物

藤田実彦（大日本帝国陸軍軍人（大佐））

脚注

参考文献として下記資料が挙げられます。

参考文献

川内郷土史編さん委員会『川内市史 下巻』川内市、1980年。
角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店、1983年。ISBN 978-4040014609。
“令和2年度薩摩川内市の教育” (PDF). 薩摩川内市教育委員会. 2020年8月9日閲覧。

関連項目

* 宮崎 (曖昧さ回避)

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