岐阜県道163号墨俣合渡岐阜線

岐阜県道163号墨俣合渡岐阜線について

岐阜県道163号墨俣合渡岐阜線（ぎふけんどう163ごう すのまたごうどぎふせん）は、岐阜県の大垣市墨俣町と岐阜市をつなぐ一般的な県道です。この道路は、主に長良川の中流域に沿った右岸の堤防上に位置しており、美しい自然環境を楽しみながら走行できます。

ルートの概要

この道路の起点は岐阜県大垣市墨俣町にある長良大橋西交差点で、ここでは岐阜県道23号北方多度線や岐阜県道31号岐阜垂井線と接続しています。起点から北に進み、長良川と犀川の間にある堤防上を走行します。重要な観光名所である墨俣城の前を通り、沿道には瑞穂市が広がります。

国道21号（岐大バイパス）の穂積大橋と立体交差し、その後JR東海道本線のガードをくぐります。岐阜市に入ると、岐阜県道92号岐阜巣南大野線の河渡橋と立体交差します。続いて、岐阜市立合渡小学校の近くにある寺田橋で伊自良川を渡ります。この橋を越え、すぐに伊自良川の堤防上を右に曲がり、さらにV字に折り返すと長良川の堤防に戻ります。

主要な交差点と周辺の風景

岐阜市一日市場の近くには、長良川を渡る小紅の渡しの待合所があります。鏡島大橋や大縄場大橋を通過し、さらに国道157号と接続する岐阜市東島に至ります。この区間では、岐阜メモリアルセンターや長良川国際会議場が左手に、川の対岸には金華山上にそびえる岐阜城が見られる絶好のスポットです。

道は堤防を降りて国道256号（長良橋通り）と接続し、岐阜市若竹町1丁目の長良丘1交差点が終点です。

過去の変遷

この路線は、2006年に起点が変更されており、以前は瑞穂市穂積の地点（岐阜県道23号北方多度線との交点）が起点でした。岐阜県道23号のバイパス開通に伴い、当道路の起点が大垣市墨俣町に移され、名を「岐阜県道163号墨俣合渡岐阜線」と改称されました。

路線情報

この道路の始点は岐阜県大垣市墨俣町の長良大橋西交差点で、終点は岐阜市若竹町1丁目の長良丘1交差点です。エリア内には、国道157号や国道303号との重複区間も存在します。また、途中でいくつかの自治体を通過し、大垣市、瑞穂市、岐阜市が含まれています。

接続路線

道中では多くの県道や国道と接続し、地域住民や訪問者にとって利便性の高い交通網を形成しています。たとえば、岐阜県道23号北方多度線や国道21号、国道157号などと多くの接続ポイントがあります。

周辺の名所

道沿いには長良大橋や墨俣城、穂積大橋、河渡橋などの観光名所が点在しています。また、岐阜市立合渡小学校や、人気の観光地である小紅の渡し、さらには忠節橋や金華橋、岐阜メモリアルセンターも存在し、地域の文化や歴史を感じることができます。

このように、岐阜県道163号墨俣合渡岐阜線は、美しい自然や歴史的背景を持つ多様な観光地にアクセスできる、魅力的な道路です。安全運転を心がけながら、この道を楽しんでください。

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