東開聞町は、
鹿児島県薩摩
川内市に位置する町で、旧
川内市の
東向田町の一部にあたります。郵便番号は895-0051で、
2020年10月1日現在の人口は277人、世帯数は152世帯です。この町では全域で
住居表示が実施されています。
地理
東開聞町は、薩摩
川内市の本土側の南西部に位置し、
川内川の下流域に広がっています。市街地に近く、周辺には
花木町、若葉町、
大小路町、
向田本町、神田町、西向田町、西開聞町、若松町などが隣接しています。町内には飲食店や病院が点在し、マンションなどの住宅も多く見られます。主要道路としては、町の南端部を東西に
鹿児島県道43号川内串木野線が、北東端を南北に
国道3号が通っています。
町名の由来
東開聞町の町名は、隣接する西開聞町にある向田神社の通称である「開聞神社」に由来しています。
歴史
1965年4月1日、向田町の一部で
住居表示に関する法律に基づき街区方式による
住居表示が実施され、その際に
川内市向田町の一部が分割されて「東開聞町」として設置されました。
2004年10月12日には、
川内市を含む周辺の
市町村が合併して薩摩
川内市が誕生しましたが、この合併協議において、
川内市の町名・字は現行通りとすることが協定されたため、東開聞町の名称は変更されずに現在に至っています。
字域の変遷
東開聞町は、
住居表示の実施により向田町から分割され、現在の形となりました。
人口
国勢調査による小
地域集計が開始された
1995年以降の人口推移は以下の通りです。
施設
東開聞町には公共施設は所在しておらず、病院などの施設が点在している他は、住宅街が広がっています。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合の学区は、以下の通りです。
(具体的な学校名は入力情報に無いため、省略)
交通
鉄道
町域内には鉄道は通っていません。最寄りの駅は川内駅です。
道路
一般国道:
国道3号
主要地方道:
鹿児島県道43号川内串木野線
参考文献
川内郷土史編さん委員会『川内市史 下巻』川内市、1980年。
角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 46
鹿児島県』
角川書店、1983年。
ISBN 978-4040014609。