向田本町

向田本町（むこうだほんまち）

向田本町は、鹿児島県薩摩川内市に位置する町で、旧川内市の一部です。郵便番号は895-0021で、2020年10月1日現在の人口は226人、世帯数は133世帯です。町内全域で住居表示が実施されています。

地理

薩摩川内市の本土側西部に位置し、市街地の中央部にあります。北には川内川が東西に流れ、大小路町と接しています。南は東向田町、西は西向田町と東開聞町、東は川内川支流の春田川を境に白和町、横馬場町とそれぞれ隣接しています。

町の中央部には、向田本町の名前の由来となった薩摩川内市道向田通り線（本町通り）が南北に通っており、この通り沿いには仲町、十文字、下町（御仮屋馬場）の3つの商店街が連なっています。また、中央部では鹿児島県道394号山崎川内線と交差しています。

町名の由来

町名の「向田」は、1965年に分割される以前に属していた向田町に由来し、「本町」は区域内を南北に通る本町通りに由来します。

河川

川内川：字域の北端部を東西に流れる一級河川です。
春田川：向田本町と白和町、横馬場町の境を流れる、平佐町を源流とする川内川の支流です。

歴史

前史

江戸時代からこの地域は開けており、藩政時代には地頭仮屋や別当館が置かれ、川内地方の中心地でした。川内川にあった河港渡唐口は物資の集積所でした。明治10年頃までは東手村に含まれていましたが、その後向田町として分立しました。1889年の町村制施行に伴い、向田町は東手に編入され、隈之城村の大字東手の区域となりました。

隈之城村は1929年に平佐村と東水引村と合併して川内町となり、1940年には市制施行で川内市となりました。この際、大字東手から分割され、再び向田町が設置されました。

分割実施以後

1965年4月1日、向田町の一部で住居表示に関する法律に基づき街区方式による住居表示が実施され、川内市向田町の一部が分割され、川内市の町名「向田本町」が設置されました。

2004年10月12日には、川内市、東郷町、入来町、祁答院町、樋脇町、下甑村、上甑村、鹿島村、里村が新設合併し、薩摩川内市が誕生しました。合併協議会で川内市の町・字は現行通りとされたため、向田本町の名称はそのまま薩摩川内市の町となりました。

町域の変遷

（具体的な変遷についての記述は省略）

人口

1995年以降の国勢調査に基づく人口推移は以下の通りです（具体的な数値は省略）。

施設

寺社

光永寺

商業

川内山形屋向田本町別館

小・中学校の学区

（学区についての詳細は省略）

交通

鉄道

町内には鉄道は通っていません。最寄り駅は川内駅です。

道路

一般国道：国道3号
一般県道：鹿児島県道394号山崎川内線

脚注

（脚注についての記述は省略）

参考文献

川内郷土史編さん委員会『川内市史 下巻』川内市、1980年。
角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店、1983年。ISBN 978-4040014609。

もう一度検索